他院抜糸について〜東京や大阪、韓国などで美容施術した後の抜糸を名古屋でしたい方〜
美容整形や外科手術後、「抜糸はどうすれば良いのか」「海外での施術後のケアに不安がある」と感じる方は少なくありません。特に東京や大阪、韓国など遠方での手術を受け、名古屋での抜糸を希望される方もいらっしゃるでしょう。
抜糸は単なる糸の除去ではなく、傷を美しく治し、目立たない傷跡へと導く重要な医療行為です。放置すれば感染症や傷跡の悪化(肥厚性瘢痕、ケロイド)といった深刻なリスクを招きかねません。
この記事では、他院抜糸の基本から、放っておくリスク、痛みを和らげる方法、そして形成外科専門医による安心の抜糸、費用、海外施術後の対応、適切なアフターケアまでを詳しく解説します。「この傷、本当にきれいになるの?」というあなたの不安を解消するために、ぜひ最後までお読みください。
他院抜糸の基本と放っておくリスク
美容整形や外科手術を受けられた後、「抜糸はどうすればよいのだろう」「他のクリニックで抜糸してもらえるのだろうか」と、不安を感じる方は少なくありません。特に、韓国をはじめとする海外で施術を受けられた方にとって、日本での抜糸は大きな心配事となるでしょう。
当院では、形成外科専門医および美容外科専門医(JSAPS)として、患者さまのそうしたお気持ちに深く寄り添い、他院で受けた手術の抜糸にも丁寧に対応しています。抜糸は、単に縫合糸を取り除くだけの行為ではありません。傷の治癒を良好に導き、より目立ちにくい美しい傷跡へと仕上げるための、非常に重要な医療行為なのです。
この見出しでは、他院抜糸の基本的な考え方から、抜糸せずに放置した場合に生じる可能性のあるリスク、そして抜糸時の痛みと痛みを和らげる具体的な方法、抜糸後の適切なケアについて、専門医の視点から詳しく解説いたします。
他院抜糸とは?必要な理由とケース
他院抜糸とは、他院で手術を受けた際に使用された縫合糸(ほうごうし)を、別のクリニックで取り除く医療行為のことです。手術の内容によっては、抜糸が必要なケースと、吸収されるため抜糸が不要なケースがあります。抜糸が必要となる主な理由は、手術後の傷跡をきれいに治すことと、感染症などのトラブルを未然に防ぐためです。
抜糸が必要になる主なケース
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一般的な手術後の抜糸
- 多くの外科手術では、傷口を閉じるために吸収されない縫合糸を使用します。
- この糸は、傷が十分に結合した段階で抜糸することが必要です。
- 適切な時期に抜糸することで、傷跡の変形や感染のリスクを減らします。
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美容整形後の抜糸
- 二重手術、鼻の手術、フェイスリフトなど、美容外科の手術では、仕上がりの美しさが特に重要です。
- そのため、適切な時期に丁寧な抜糸を行い、傷跡をよりきれいに仕上げる必要があります。
- 抜糸のタイミングや方法が、その後の傷跡の見た目に大きく影響します。
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海外での手術後
- 韓国など海外で美容整形を受けられた後、滞在期間の都合で現地で抜糸ができない場合があります。
- このような場合、日本に帰国してから他院での抜糸を希望される方が多くいらっしゃいます。
- 言葉の壁や地理的な問題から、日本のクリニックでの抜糸が求められます。
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急な転居や都合によるもの
- 手術を受けた病院への通院が、急な転居やスケジュールの都合で難しくなることがあります。
- その際、ご自身の生活圏内にあるクリニックで抜糸を依頼するケースも多く見られます。
抜糸は、傷の治り具合を形成外科専門医が慎重に確認しながら行う必要があります。当院では、他院で受けた手術の内容をしっかりと把握し、患者さま一人ひとりの状態に合わせた最適な抜糸を提供しています。また、抜糸だけでなく、医療用のホッチキスのようなもので留めた傷口を取り除く抜鈎(ばっこう)にも対応しておりますので、ご安心ください。
抜糸をしないとどうなる?想定されるリスク
手術後の抜糸は、傷をきれいに治すために欠かせない処置です。もし、抜糸が必要な糸をそのまま放置してしまうと、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。患者さまご自身の健康と、傷跡の見た目を守るためにも、これらのリスクを理解しておくことが大切です。
抜糸をしない場合に想定される主なリスク
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感染症(かんせんしょう)
- 皮膚の表面に出ている縫合糸や、皮膚の中に残った糸は、細菌が侵入する経路となることがあります。
- 細菌が侵入すると、傷口が赤く腫れて痛みが出たり、膿(うみ)が出たりする「感染症」を引き起こす可能性があります。
- 感染が進行すると、治療に時間がかかり、傷跡の治りにも悪影響を与えかねません。
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傷跡の悪化
- 糸が皮膚の中に長く残ると、異物として周囲の組織を刺激し続けます。
- これにより、傷跡が盛り上がってしまう「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」や、硬くなる「硬化」が生じることがあります。
- 場合によっては、本来の傷跡よりも大きく盛り上がり、強いかゆみや痛みを伴う「ケロイド」という状態になるリスクも考えられます。
- また、糸の跡が点々と残ってしまい、傷跡が目立つ原因となることもあります。特に美容整形では、このような目立つ傷跡は避けたいものです。
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色素沈着(しきそちんちゃく)
- 糸の周囲で炎症が慢性的に続くことで、その部分にメラニン色素が過剰に生成されることがあります。
- 結果として、傷跡が茶色っぽく変色する「色素沈着」を引き起こし、傷跡がより目立つ原因となることがあります。
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異物反応(いぶつはんのう)
- 体は縫合糸を「異物」として認識するため、糸の周囲に炎症反応を起こすことがあります。
- これにより、しこりのように感じたり、かゆみや違和感が長く続いたりする症状が現れることがあります。
- 場合によっては、糸が自然に皮膚の外に出てくる「排膿(はいのう)」という現象が起きることもあります。
これらのリスクを避けるためにも、形成外科専門医の指示に従い、適切な時期に抜糸を受けることが非常に重要です。特に美容整形では、傷跡の美しさが強く求められます。抜糸のタイミングや方法が、その後の仕上がりに大きく影響することを理解しておきましょう。当院の形成外科専門医は、患者さまの傷の状態を丁寧に診察し、安全かつきれいに抜糸を行いますのでご安心ください。
抜糸時の痛みはどのくらい?痛みを和らげる方法
抜糸を受ける際、「痛くないかな?」という不安を感じる患者さまは少なくありません。抜糸時の痛みには個人差がありますが、一般的には、チクっとした軽い痛みを感じる程度で、我慢できないほどの強い痛みが生じることは稀です。多くの方は、痛みよりも、糸を抜く時の引っ張られるような感覚を覚えることが多いでしょう。
痛みの感じ方に影響する要素
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抜糸部位
- 顔や首など皮膚が薄く敏感な部位は、お腹や背中など皮膚が厚い部位よりも痛みを感じやすい傾向があります。
- 特にまぶたや口元などは、より繊細な感覚があるため、注意が必要です。
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糸の種類や太さ
- 使用されている縫合糸の太さによって、痛みの感じ方が変わることがあります。
- 細い糸は痛みが少なく、太い糸はやや痛みを感じやすい傾向があります。
- また、糸が皮膚に食い込んでいるような場合は、より痛みを感じやすくなります。
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傷の治り具合
- 傷がしっかりと治癒し、皮膚が安定している場合は痛みが少ないです。
- しかし、まだ炎症が残っていたり、傷が完全に閉じていなかったりする場合には、少し痛みを感じやすくなることがあります。
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個人の痛みの感じ方
- 痛みの感じ方には非常に大きな個人差があります。
- 「少し痛い」と感じる方もいれば、「ほとんど感じない」という方もいらっしゃいます。
- 緊張や不安が強いと、痛みを感じやすくなることもあります。
痛みを和らげるための対策
当院では、患者さまの不安を和らげ、できるだけ快適に抜糸を受けていただくために、形成外科専門医および美容外科専門医として、以下の対策を講じています。
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医師の熟練した手技
- 形成外科専門医は、繊細な皮膚の扱いと手術手技に長けています。
- 素早く、かつ正確に抜糸を行うため、痛みを最小限に抑えることができます。
- 経験豊富な医師による手技は、患者さまの負担を大きく軽減します。
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局所麻酔の使用
- 特に敏感な部位の抜糸や、痛みに弱い患者さまに対しては、局所麻酔を使用することが可能です。
- 麻酔の注射時にチクっとした感覚はありますが、その後は痛みを感じずに抜糸を行うことができます。
- 痛みが心配な場合は、遠慮なくご相談ください。
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リラックスできる環境
- 落ち着いた雰囲気の中で抜糸を受けていただくことで、患者さまの緊張が和らぎます。
- 心理的なリラックスは、痛みの感じ方を軽減する効果も期待できます。
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声かけと説明
- 抜糸中に医師やスタッフが優しく声かけをし、処置内容を説明します。
- 「今からこの部分を抜糸します」「もう少しで終わりますよ」といった具体的な説明は、不安を軽減し、安心して処置を受けていただく助けとなります。
痛みが心配な方は、ぜひ事前に医師にご相談ください。患者さま一人ひとりに最適な方法で抜糸を行います。
抜糸後の傷跡ケアと経過、日常生活の注意点
抜糸は傷の治癒過程における大切なステップですが、抜糸後のケアもまた、傷跡をよりきれいに仕上げるために非常に重要です。適切なケアを行うことで、傷跡が目立ちにくく、より自然な状態へと回復するのを助けます。傷跡をきれいに保つための知識と実践が、患者さまの満足度を高めることにつながります。
抜糸後の傷跡の一般的な経過
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抜糸直後
- 抜糸直後の傷跡は、わずかに赤みを帯びており、糸の跡が点々と見えることがあります。
- 皮膚の表面は閉じていますが、内部の組織はまだ不安定な状態です。
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数週間~数ヶ月
- 傷跡の赤みは徐々に薄れ、ピンク色から薄茶色へと変化していきます。
- この時期は、傷が一時的に硬く盛り上がって見える「肥厚性瘢痕」のような状態になることもありますが、時間の経過とともに柔らかくなることがほとんどです。
- 個人差はありますが、この期間は傷跡が最も目立ちやすい時期とも言えます。
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数ヶ月~1年以降
- 傷跡はさらに成熟し、目立たない白っぽい線状の傷跡へと落ち着いていきます。
- 完全に消えることはありませんが、周囲の皮膚との境目が分かりにくくなります。
- この過程は、患者さまの体質や傷の部位、適切なケアの有無によって大きく異なります。
抜糸後の具体的な傷跡ケア
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清潔保持
- 抜糸後は、処置部位を清潔に保つことが基本です。
- 医師の指示に従い、シャワーや洗顔を行うようにしてください。
- 石鹸をよく泡立て、優しく洗い、清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取ります。
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傷跡の保護
- 抜糸後は、傷跡に余計な負担がかからないように保護することが非常に大切です。
- テーピング
- 医療用テープで傷跡を固定し、外部からの刺激や皮膚の引っ張りを防ぎます。
- これにより、傷跡の幅が広がったり、盛り上がったりするのを抑える効果が期待できます。
- テープは皮膚の張力を軽減し、傷跡が平らに治るのを助けます。
- 保湿
- 傷跡専用の保湿剤や軟膏を使用し、皮膚の乾燥を防ぎます。
- 乾燥は傷跡の治りを遅らせたり、かゆみを引き起こしたりする原因となります。
- 保湿は皮膚の柔軟性を保ち、傷跡が硬くなるのを防ぐ効果もあります。
- テーピング
- 抜糸後は、傷跡に余計な負担がかからないように保護することが非常に大切です。
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紫外線対策
- 抜糸後の傷跡は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態です。
- 紫外線を浴びると、傷跡が色素沈着を起こし、茶色く残りやすくなります。
- 日焼け止めクリーム(SPF30以上が推奨)、帽子、衣服などで、しっかりと紫外線から保護してください。
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マッサージ
- 傷跡が硬くなっている場合は、医師の指示のもと、優しくマッサージを行うことで、傷跡を柔らかくし、目立たなくする効果が期待できます。
- ただし、自己判断での強いマッサージは避け、必ず医師の指導に従ってください。
日常生活での注意点
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激しい運動
- 抜糸後しばらくは、傷跡に負担がかかるような激しい運動は控えるようにしてください。
- 傷口が開く、出血するといったリスクを避けるためです。
- 具体的な制限期間については、医師の指示に従いましょう。
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飲酒・喫煙
- 飲酒は血行を促進しすぎて炎症を悪化させる可能性があり、喫煙は血行を悪くし、傷の治りを遅らせる可能性があります。
- そのため、傷の治癒期間中はできるだけ控えることが望ましいです。
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入浴
- 抜糸直後の入浴は、医師の指示に従ってください。
- 一般的には、シャワーは可能でも、湯船に浸かるのは控える期間が設けられます。
- 傷口を清潔に保ちつつ、浸水による感染リスクを避けるためです。
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刺激
- 傷跡をかいたり、強くこすったりすることは避けてください。
- 外部からの刺激は、傷跡の治りを悪化させたり、色素沈着を招いたりする原因となります。
当院の形成外科専門医および美容外科専門医は、抜糸後の傷跡ケアについても具体的にアドバイスし、患者さまが安心して日常生活に戻れるよう、長期的なサポートを大切にしています。ご心配なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
Q&A:他院抜糸に関するよくあるご質問
患者さまからよくいただく他院抜糸に関するご質問にお答えします。
Q1: 他院で受けた手術の抜糸でも、本当に対応してもらえますか? はい、当院では他院で受けられた手術の抜糸も、形成外科専門医が責任を持って対応いたします。美容整形後の抜糸はもちろんのこと、一般的な外科手術後の抜糸にも対応しておりますので、どうぞご安心ください。抜糸だけでなく、医療用のホッチキスのようなもので止めた傷口を取り除く抜鈎(ばっこう)も行っております。ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。
Q2: 抜糸は土日でも受けられますか? はい、当院は土日も午前9時から午後6時まで営業しております。平日お仕事や学業でお忙しい方も、安心してご来院いただけます。ご自身のスケジュールに合わせてご予約ください。
Q3: 抜糸にかかる時間はどのくらいですか? 抜糸にかかる時間は、部位や縫合糸の数によって異なりますが、ほとんどの場合、数分から長くても15分程度で完了いたします。事前の説明や準備を含めても、長くお待たせすることはありませんのでご安心ください。
Q4: 抜糸の費用はどのくらいですか? 当院での抜糸費用は、処置の内容や部位によって異なります(すべて税込価格です)。
- 鼻手術の抜糸: 11,000円
- 二重切開、下眼瞼形成の抜糸: 片側5,500円
- フェイスリフトの抜糸: 片側11,000円
美容整形後の抜糸は、基本的に自由診療となることがほとんどです。費用についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
Q5: 抜糸後の傷跡が気になります。その後の相談もできますか? はい、もちろんです。抜糸後も傷跡の状態について気になることや、さらにきれいに仕上げるためのケア方法、必要に応じて修正治療についてのご相談も承っております。当院は、抜糸後も患者さまが安心して過ごせるよう、長期的なサポートを大切にしています。
名古屋で他院抜糸をお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。形成外科専門医および美容外科専門医が、丁寧な診察と処置で、患者さまの不安を解消し、より良い結果へと導きます。皆様のご来院を心よりお待ちしております。
韓国・海外施術後の抜糸で知るべき費用と保険
海外での美容整形は、費用面での魅力や、特定のデザインへのこだわりを叶えられるといったメリットがあります。しかし、手術後のケア、特に抜糸について「どこで抜糸を受ければよいのだろう」「費用はどれくらいかかるのだろうか」「保険は適用されるのか」といったご不安を感じる方も少なくありません。特に、韓国など言葉や文化の異なる国で施術を受けられた方にとって、日本での抜糸は大きな心配事となるでしょう。
形成外科専門医および美容外科専門医(JSAPS)として、患者さまが抱えるそうしたお気持ちに深く寄り添い、安心して抜糸を受けていただけるよう、この章では海外での美容施術後に日本で抜糸を受ける際の費用や保険に関する大切な情報を詳しく解説いたします。当院では、患者さまの安全と美しい仕上がりを第一に考え、適切な医療を提供することをお約束いたします。
韓国など海外での美容整形後の抜糸は日本で可能?
はい、ご安心ください。韓国やその他の海外で美容整形手術を受けられた後の抜糸は、日本国内の形成外科や美容外科クリニックで対応が可能です。当院にも、海外で施術を受けられ、帰国後に日本での抜糸を希望される患者さまが数多くご来院されています。他院で受けられた抜糸や、医療用のホッチキスのようなもので留めた傷口を取り除く抜鈎(ばっこう)の処置にも積極的に対応しております。
日本で抜糸を受ける際に、最も重要となるのは、患者さまがどのような手術を受けられたのかという正確な情報です。形成外科専門医は、様々な手術の術式や縫合糸の種類について深い知識と豊富な経験を持っています。しかし、その情報がより明確であるほど、日本の医師が患者さまの状態を正確に判断し、安全かつ適切な処置を行うことができます。
具体的には、以下の情報をご持参いただくと、診療がよりスムーズになります。
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手術記録や診断書
- 施術を受けた海外のクリニックから、手術内容や使用材料が記載された 記録を入手できると非常に参考になります。
- 英語や韓国語などの外国語であっても、可能な限りご持参ください。
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施術前後の写真
- 術前の状態や術直後の写真、現在の患部の写真などがあれば、 医師が状態を把握しやすくなります。
- 傷の経過を視覚的に確認できるため、大変役立ちます。
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抜糸に関する指示
- 海外の医師から抜糸時期や方法について指示があれば、 その内容も共有してください。
- 医師が最適な抜糸のタイミングを見極める上で貴重な情報となります。
これらの情報が全て揃っていなくても、抜糸自体は可能ですのでご安心ください。しかし、情報があることで、よりスムーズかつ安全に処置を進めることができます。ご不安な点があれば、まずはクリニックへご相談いただき、お持ちの情報をご提示ください。当院の形成外科専門医および美容外科専門医(JSAPS)は、患者さまのお体の状態を詳細に診察し、最善の抜糸方法をご提案いたします。
他院抜糸の費用相場と料金体系
他院での抜糸にかかる費用は、施術を受けた部位や抜糸の難易度、そして各クリニックの料金設定によって大きく異なります。美容目的の抜糸は、基本的に自由診療となりますので、健康保険の適用外です。そのため、各クリニックが独自に料金を設定しています。
一般的な費用相場としては、数千円から数万円程度が目安となります。しかし、詳細な料金は実際に医師の診察を受けてから確定することがほとんどです。当院では、患者さまが安心して治療を受けられるよう、部位ごとの明確な料金設定を行っております。
当院の抜糸料金(すべて税込価格)は以下の通りです。
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鼻手術の抜糸
- 11,000円
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二重切開、下眼瞼形成の抜糸
- 片側 5,500円
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フェイスリフトの抜糸
- 片側 11,000円
上記の料金は、抜糸のみの処置にかかる費用です。もし、抜糸時に感染や炎症などのトラブルが見つかり、追加の治療が必要になった場合は、別途費用が発生する可能性があります。例えば、抗生剤の処方や、患部の洗浄・処置などです。当院では、初回のカウンセリング時に費用についても丁寧にご説明し、患者さまにご納得いただいた上で治療を進めています。不明な点がございましたら、遠慮なく医師やスタッフに確認し、総額でいくらくらいかかるのかを事前に把握しておくことをお勧めします。
美容整形後の抜糸は保険適用になる?
美容整形手術後の抜糸が健康保険適用になるかどうかは、その抜糸の「目的」によって判断されます。結論から申し上げますと、美容を目的として行われた整形手術後の抜糸は、原則として保険適用外となり、自由診療となります。
これは、日本の健康保険制度が「病気やケガの治療」、あるいは「身体機能の改善」を主な目的としているためです。純粋な美容目的の施術は、病気の治療とは異なるため、保険診療の対象とはなりません。
しかし、以下のような特定のケースでは、保険適用となる可能性があります。
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感染や炎症の治療が必要な場合
- 抜糸をせずに放置していた結果、あるいは手術後に糸の周囲に 感染や炎症が生じてしまい、その治療として抜糸が必要になった場合です。
- この場合は、病気の治療という側面が強くなるため、 医師の判断により保険適用となる可能性があります。
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日常生活に支障をきたす機能的な問題がある場合
- ごく稀なケースですが、抜糸をしないことで、まぶたが閉じない、 まばたきに違和感がある、継続的な強い痛みがあるなど、 日常生活に支障をきたす機能的な問題が発生した場合です。
- このような機能改善を目的とした抜糸が必要と判断された場合も、 保険適用となる可能性があります。
ご自身のケースが保険適用になるかどうかは、自己判断せずに必ず医師に相談してください。形成外科専門医が患部の状態を慎重に診察し、医学的な判断に基づいて保険診療の対象となるかを判断いたします。もし保険診療が適用される場合は、通常の医療費と同様に、年齢や収入に応じた自己負担割合(1割~3割)で治療を受けることができます。
当院は、形成外科専門医として、患者さまのお体の状態や症状を最優先に考え、適切なアドバイスと治療を提供しています。費用面でのご不安があれば、診察時に何なりとご質問ください。
遠方(東京・大阪など)からの来院で注意すべき点
名古屋で他院抜糸を希望される方の中には、東京や大阪など遠方にお住まいの方や、海外から一時帰国して抜糸を受けたいと考えていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。遠方からのご来院は、移動や宿泊の手配など、普段の通院とは異なる準備が必要です。スムーズに安心して抜糸を受けていただくために、いくつかの注意点があります。
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余裕を持ったスケジュールを組みましょう
- 抜糸の処置自体は比較的短時間で終わることが多いですが、 初診の際には問診や診察、説明などで予想以上に時間がかかることがあります。
- 特に、海外での施術内容が複雑な場合や、患部の状態によってはより詳しく 診察する必要があるため、移動日を含めて、時間に余裕を持った スケジュールを組むことをお勧めします。
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事前相談を活用してください
- 来院前に、電話やメール、オンラインでの相談を受け付けているクリニックもあります。
- 事前にご自身の状況や希望を伝えることで、来院時の手続きがスムーズになったり、 必要な情報を確認できたりします。
- 当院でも、ご不安な点があれば、まずはお電話でご相談いただくことが可能です。
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交通手段と宿泊先を確認しましょう
- 名古屋駅からのアクセスが良いクリニックを選ぶと、移動の負担が軽減されます。
- 当院は名古屋駅からアクセスしやすい場所に位置しており、土日も午前9時から 午後6時まで診療していますので、お仕事などで平日がお忙しい方でも ご利用いただきやすくなっています。
- 宿泊が必要な場合は、事前にホテルなどを予約しておきましょう。
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抜糸後の経過観察について
- 抜糸後に、患部の状態を確認するために再診が必要になる場合があります。
- 遠方からのご来院の場合、再診のための通院が難しいことも考えられます。
- 事前に医師と相談し、経過観察の方法について確認しておくことが大切です。
- 場合によっては、地元の医療機関との連携を提案できることもあります。
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持ち物の準備
- 身分証明書や保険証(保険診療の可能性がある場合)、そして海外での手術に関する 資料(手術記録、診断書、写真など)を忘れずにご持参ください。
- 診察時に必要な情報をスムーズに提供できるよう、準備しておくと良いでしょう。
他院抜糸は、患者さまにとってデリケートな問題であり、特に遠方からのご来院となると不安も大きくなることと思います。当院では、そうした患者さまの気持ちに寄り添い、丁寧なカウンセリングと専門性の高い医療を提供できるよう努めております。まずは一度、お気軽にご相談ください。
Q&A:他院抜糸に関するよくあるご質問
患者さまからよくいただく他院抜糸に関するご質問にお答えします。
Q1: 他院で受けた手術の抜糸でも、本当に対応してもらえますか? はい、当院では他院で受けられた手術の抜糸も、形成外科専門医が責任を持って対応いたします。美容整形後の抜糸はもちろんのこと、一般的な外科手術後の抜糸にも対応しておりますので、どうぞご安心ください。抜糸だけでなく、医療用のホッチキスのようなもので止めた傷口を取り除く抜鈎(ばっこう)も行っております。ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。
Q2: 抜糸は土日でも受けられますか? はい、当院は土日も午前9時から午後6時まで営業しております。平日お仕事や学業でお忙しい方も、安心してご来院いただけます。ご自身のスケジュールに合わせてご予約ください。
Q3: 抜糸にかかる時間はどのくらいですか? 抜糸にかかる時間は、部位や縫合糸の数によって異なりますが、ほとんどの場合、数分から長くても15分程度で完了いたします。事前の説明や準備を含めても、長くお待たせすることはありませんのでご安心ください。
Q4: 抜糸の費用はどのくらいですか? 当院での抜糸費用は、処置の内容や部位によって異なります(すべて税込価格です)。
- 鼻手術の抜糸
- 11,000円
- 二重切開、下眼瞼形成の抜糸
- 片側5,500円
- フェイスリフトの抜糸
- 片側11,000円 美容整形後の抜糸は、基本的に自由診療となることがほとんどです。費用についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
Q5: 抜糸後の傷跡が気になります。その後の相談もできますか? はい、もちろんです。抜糸後も傷跡の状態について気になることや、さらにきれいに仕上げるためのケア方法、必要に応じて修正治療についてのご相談も承っております。当院は、抜糸後も患者さまが安心して過ごせるよう、長期的なサポートを大切にしています。
名古屋で他院抜糸をお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。形成外科専門医および美容外科専門医(JSAPS)が、丁寧な診察と専門的な処置で、患者さまの不安を解消し、より良い結果へと導きます。皆様のご来院を心よりお待ちしております。
名古屋で信頼できる形成外科専門医による他院抜糸
他院で美容施術や外科手術を受けられた後、「抜糸をどこで受ければ良いのか」「この傷跡は本当にきれいになるのか」といったご不安を抱える患者さまは少なくありません。特に、韓国や東京、大阪などの遠方で手術を受けられ、名古屋で安心して任せられるクリニックをお探しの方もいらっしゃるでしょう。当院は、そのような患者さまのお気持ちに深く寄り添い、他院で施された多岐にわたる手術の抜糸に、形成外科専門医として丁寧に対応しています。
抜糸は、単に縫合糸を取り除く行為にとどまりません。傷口の良好な治癒を促し、将来的に目立ちにくい美しい傷跡へと導くための、非常に重要な医療行為です。形成外科専門医および美容外科専門医(JSAPS)の視点から、患者さま一人ひとりの傷の状態を見極め、最適な処置を施すことで、抜糸後の美しい仕上がりを追求しています。安心と信頼を基本に、きめ細やかなサポートをお約束いたします。
形成外科専門医が他院抜糸を行うメリット3つ
他院での抜糸を形成外科専門医が担当することには、患者さまにとって計り知れないメリットがあります。専門医ならではの視点と技術が、抜糸の質と術後の安心感に大きく貢献します。ここでは、特に重要な3つのメリットを詳しくご説明します。
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多様な症例への対応力と正確な判断力
- 形成外科専門医は、頭の先から足の先まで、全身のあらゆる部位における解剖学的な知識と、豊富な手術経験を積んでいます。
- 他院で受けられた手術は、術式や縫合に使用された糸の種類、さらには糸が埋め込まれている深さまで多種多様です。
- 専門医は、これらの複雑な情報を正確に理解し、患者さまの具体的な状態に合わせた、最適な抜糸方法を判断することができます。
- 特に、美容外科専門医(JSAPS)の資格も持つ医師であれば、機能的な改善だけでなく、美容的な仕上がりにも最大限の配慮を払い、より繊細な対応が可能です。
- 例えば、まぶたの抜糸一つをとっても、周囲の皮膚の薄さや目の開閉への影響を考慮し、ミリ単位で慎重な作業を行います。
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傷跡への深い配慮と美的センス
- 抜糸は、縫合糸を取り除けば終わりではありません。その後の傷跡がどのように治癒していくかまでを見通した処置が不可欠です。
- 形成外科専門医は、傷がどのようにして治り、どのような過程を経て傷跡が目立ちにくくなるのかについて、深い専門知識と経験を持っています。
- 抜糸の際も、皮膚組織に余計な負担をかけないよう、細心の注意を払い、可能な限り傷跡が広がったり、盛り上がったりするのを防ぎます。
- 患者さまが抱える「この傷をできるだけきれいにしたい」という強い願いに寄り添い、術後のテーピングや保湿、紫外線対策といった具体的な傷跡ケアについても、一人ひとりに合わせた詳細なアドバイスを提供いたします。
- これらの美的センスに基づいたケアは、長期的に見て患者さまの満足度を大きく向上させます。
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合併症への適切な対応と術後の安心感
- 抜糸は比較的簡単な処置と思われがちですが、まれに感染や出血、あるいは糸が皮膚の中に残存するといった合併症のリスクもゼロではありません。
- 形成外科専門医は、万が一そのような予期せぬ事態が発生した場合でも、専門的な知識と技術をもって迅速かつ適切に対応することができます。
- 例えば、抜糸後に傷跡が赤く腫れてしまったり、かゆみを伴う肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)や、さらに重篤なケロイドといった問題が生じた場合でも、その後の治療方針について的確なアドバイスや専門的な治療を提供できます。
- これは、患者さまが抜糸後も長期にわたって安心して過ごすための、大きな支えとなるでしょう。
- 当院の医師は、どのような状況でも患者さまの安全と健康を最優先に考え、最善の医療を提供します。
名古屋でクリニックを選ぶ際のポイントと確認事項
名古屋で他院抜糸を受け付けているクリニックを選ぶ際には、後悔しないためにもいくつかの重要なポイントを確認することが大切です。安心して任せられる医療機関を見つけるために、以下の項目を参考にしてください。
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形成外科専門医または美容外科専門医(JSAPS)の在籍
- 他院抜糸は、施術された手術の種類や患部の状態によって、高度な専門知識と繊細な技術が求められる場合があります。
- 日本形成外科学会認定の「形成外科専門医」、または日本美容外科学会認定の「美容外科専門医(JSAPS)」の資格を持つ医師が在籍しているクリニックを選ぶと安心です。
- これらの専門医であれば、多様な症例に対応でき、抜糸後の傷跡への深い配慮と美的センスを期待できます。
- ご自身の体のデリケートな部分を預けるにあたり、医師の専門性は最も重要な判断基準の一つと言えるでしょう。
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抜糸だけでなく抜鈎(ばっこう)への対応範囲
- 手術で使用される縫合材料は、一般的な溶けない糸だけではありません。
- 医療用のホッチキスのような「ステイプラー」で傷口が閉じられている場合は、それを除去する「抜鈎(ばっこう)」という処置が必要になります。
- ご自身の施術内容が不明な場合でも、抜糸だけでなく抜鈎にも対応しているクリニックであれば、安心して相談できます。
- 当院は、いずれの処置にも対応しており、幅広い状況の患者さまを受け入れています。
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アクセスと診療時間の利便性
- クリニックの場所が通いやすいか、ご自身の生活圏内や職場の近くにあるかは、通院の負担を軽減する上で大切なポイントです。
- また、診療時間がご自身のスケジュールに合っているかも確認しましょう。
- 当院は名古屋駅からアクセスしやすい場所に位置しており、土日も午前9時から午後6時まで診療しています。
- お仕事や学業で平日の受診が難しい方でも、安心してご来院いただけます。
- 急な抜糸が必要になった場合でも、柔軟に対応できることがあるため、まずは一度ご相談ください。
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料金体系の明確さと透明性
- 他院抜糸の費用は、美容目的の施術であることが多いため、原則として自由診療となり、クリニックによって大きく異なります。
- 初診料や再診料、抜糸費用などが、明確に提示されているクリニックを選びましょう。
- 当院では、患者さまに安心して治療を受けていただくために、具体的な料金を事前に提示しています。
- 例えば、鼻手術の抜糸は税込11,000円、二重切開や下眼瞼形成(かがんけんけいせい)の抜糸は片側5,500円(税込)、フェイスリフトの抜糸は片側11,000円(税込)で承っております。
- 不明な点があれば、事前に問い合わせて総額でいくらくらいかかるのかを把握しておくことをお勧めします。
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カウンセリング体制とプライバシーへの配慮
- 他院で受けた手術内容や、抜糸に対する不安、特に海外での施術であることなど、デリケートな内容を気軽に相談できる雰囲気があるかどうかは非常に重要です。
- プライバシーが守られた空間で相談できるか、また、他の美容外科クリニックで施術を受けたことを話しやすい環境が整っているかを確認しましょう。
- 当院では、患者さまが安心して悩みを打ち明けられるよう、カウンセリングを重視し、個室での対応を徹底しています。
抜糸の具体的な流れと所要時間
当院で他院抜糸をご希望される際の、ご来院からご帰宅までの一般的な流れと、それぞれの所要時間について詳しくご説明いたします。患者さまが安心して処置を受けていただけるよう、スタッフ一同、丁寧なサポートを心がけています。
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ご来院・受付
- ご予約いただいた時間にご来院いただき、受付を済ませます。
- 初診の患者さまには、問診票のご記入をお願いしています。
- この問診票には、現在の症状や既往歴、アレルギーの有無などを詳しくご記入いただきます。
- 他院で受けた手術の内容がわかるもの(診断書、手術の記録、術前術後の写真など)があれば、このときにご提出ください。
- これらの情報は、医師が患者さまの状態を正確に把握するために非常に役立ちます。
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医師による診察・カウンセリング
- 形成外科専門医が、患者さまの現在の傷の状態を丁寧に診察いたします。
- 抜糸が必要な部位、使用されている縫合材料の種類、傷の治癒度合いなどを細かく確認します。
- 過去の手術内容や、抜糸に関するご不安な点、術後の希望なども詳しくお伺いします。
- この際に、抜糸後の一般的な経過や、傷跡をよりきれいに保つためのアフターケア方法についても、具体的な説明を行います。
- 患者さまからのご質問にも丁寧にお答えし、疑問や不安を解消できるよう努めます。
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抜糸処置
- まず、抜糸する部位を清潔に保つために、丁寧に消毒を行います。
- 患者さまの痛みに配慮し、特に敏感な部位や痛みに弱い方には、局所麻酔を使用することも可能です。
- 麻酔が十分に効いていることを確認してから、細いピンセットや専用のハサミを用いて、縫合糸を一つひとつ丁寧に、素早く取り除いていきます。
- 形成外科専門医の熟練した手技により、皮膚への負担を最小限に抑え、痛みを和らげるよう最大限の配慮をいたします。
- 処置にかかる時間は、抜糸する範囲や糸の数、部位によって異なりますが、一般的なケースでは5分から20分程度で完了することがほとんどです。
- 患者さまが無理なく処置を受けられるよう、適宜声かけを行いながら進めます。
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抜糸後の説明とアフターケア
- 抜糸が完了したら、再度傷の状態を確認し、必要に応じて消毒や軟膏の塗布などの処置を行います。
- その後、抜糸後のご自宅でのケア方法について詳しくご説明いたします。
- 例えば、入浴や洗顔、メイク、運動などの日常生活における具体的な注意点や、傷跡をきれいに保つためのテープ保護、保湿方法、紫外線対策などです。
- 当院では、患者さま一人ひとりの傷の状態に合わせた、きめ細やかなアドバイスを大切にしています。
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お会計・次回のご予約(必要な場合)
- 全ての処置と説明が終わりましたら、受付でお会計となります。
- 抜糸後の経過観察のために、再度診察が必要と判断された場合は、次回のご予約をお取りいただくことも可能です。
- 遠方からのご来院などで再診が難しい場合は、その旨を医師にご相談ください。
他院抜糸の予約方法と持ち物
当院で他院抜糸をご希望される患者さまのために、ご予約の方法と、ご来院時にご準備いただきたい大切な持ち物についてご案内いたします。スムーズに安心して受診していただくために、ぜひ以下の情報をご参照ください。
予約方法
当院では、患者さまのご都合に合わせて、以下の2つの方法でご予約を承っております。ご自身にとって最も便利な方法をご利用ください。
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電話予約
- 当院の診療時間内に、お電話にて直接ご連絡ください。
- 受付スタッフが、ご希望の抜糸日時をお伺いし、空き状況を確認いたします。
- その際、「他院での抜糸を希望している」旨を明確にお伝えいただくと、スムーズにご案内が可能です。
- 緊急で抜糸が必要な場合も、まずは一度お電話でご相談ください。状況に応じて、できる限り迅速に対応させていただきます。
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オンライン予約
- 当院のウェブサイトから、24時間いつでもご予約いただけます。
- ご希望の診療メニューや医師を選択し、必要事項をご入力いただくだけで、簡単に予約が完了します。
- オンライン予約のフォーム内で、「他院抜糸」の項目を選択いただくか、備考欄にその旨をご記載ください。
- 自宅や外出先から、ご自身の都合の良い時間に予約ができるため、大変便利です。
ご来院時の持ち物
初診の患者さま、または前回と異なる内容で受診される方は、以下の大切なものをご持参いただけますようお願い申し上げます。診察がよりスムーズに進み、適切な処置を提供するために必要な情報となります。
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健康保険証
- もし保険適用での診療となる可能性がある場合や、身元確認のために必要となることがあります。
- 必ず有効期限内のものをお持ちください。
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お薬手帳(お持ちの場合)
- 現在服用されているお薬がある場合は、医師が内容を確認できるよう、お薬手帳をご持参ください。
- アレルギーの有無や、過去の薬剤の副作用歴なども確認でき、安全な医療提供につながります。
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他院での手術内容がわかるもの
- 診断書、手術の記録、術前術後の患部の写真など、過去の手術に関する情報があれば、ぜひお持ちください。
- 特に、韓国など海外で美容施術を受けられた方は、術後の経過や使用された糸の種類、抜糸に関する指示などが記載された資料があれば、非常に役立ちます。
- これらの情報は、医師が現在の状態を正確に把握し、患者さまに最適な抜糸方法を判断する上で不可欠です。
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診察券(再診の方)
- 以前当院を受診されたことがある患者さまは、診察券をお持ちください。
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現金またはクレジットカード
- 診察費や抜糸費用のお支払い方法をご確認の上、ご準備ください。
プライバシーへの配慮とアフターケア体制
他院での施術に関するご相談は、患者さまにとって非常にデリケートな内容を含むことが少なくありません。当院では、患者さまのプライバシー保護を最優先し、安心してご来院いただけるよう最大限の配慮をしています。また、抜糸後の傷跡を美しく保つための丁寧なアフターケアにも力を入れています。
プライバシーへのきめ細やかな配慮
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完全予約制と個室での対応
- 当院は完全予約制を導入しており、他の患者さまと顔を合わせる機会を極力減らす工夫を凝らしています。
- カウンセリングから診察、処置まで、全て個室で行いますので、周囲に話を聞かれる心配なく、安心してご相談いただけます。
- 「他院で施術を受けたことを知られたくない」「特に海外での施術であることは秘密にしたい」といった患者さまのお気持ちに深く寄り添います。
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厳格な情報管理の徹底
- 患者さまの個人情報および診療に関する全ての情報は、厳重なセキュリティ体制のもとで管理され、外部に漏洩することは一切ございません。
- 当院のスタッフ全員が、医療における守秘義務を遵守し、患者さまのプライバシー保護を最優先事項として徹底しています。
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柔軟な相談体制
- ご予約の段階で、特定の情報を提供することに抵抗がある場合は、まずはお電話でその旨をご相談ください。
- 患者さまのご要望にできる限り沿った形で、柔軟に対応させていただきます。
抜糸後の充実したアフターケア体制
抜糸は傷の治療における重要な節目ですが、傷が完全に落ち着き、美しい状態になるまでのケアこそが、最終的な仕上がりを左右します。当院では、抜糸後も患者さまが安心して日常生活を送れるよう、以下のようなアフターケア体制を整えています。
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抜糸後の定期的な経過観察
- 抜糸後、傷の状態によっては、経過観察のために数日後や数週間後に再診をお勧めする場合がございます。
- 形成外科専門医が傷の治り具合を丁寧に確認し、感染の兆候がないか、異常な反応がないかをチェックします。
- 必要に応じて、適切な処置やさらなるアドバイスを行います。
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きめ細やかな傷跡ケアのアドバイス
- 抜糸後の傷跡をより目立たなくするためのセルフケア方法について、具体的に詳しくご説明いたします。
- 医療用テープでの保護方法、傷跡専用の軟膏の正しい塗布方法、紫外線から傷跡を守るための対策、そして傷跡が硬くならないように促す優しいマッサージ方法などです。
- 患者さま一人ひとりの傷の状態やライフスタイルに合わせた、最適なアドバイスを提供いたしますので、ご不明な点があれば何でもお気軽にご質問ください。
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万が一の緊急時への迅速な対応
- 非常に稀ではありますが、抜糸後に異常(例えば、急な痛み、強い腫れ、継続する出血、発熱など)を感じた場合は、速やかに当院にご連絡ください。
- 医師や看護師が患者さまの状況を詳細に伺い、必要と判断された場合は、緊急で診察を行い、適切な処置を施します。
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将来的な修正治療に関するご相談
- 抜糸後の傷跡が時間の経過とともに気になるようになった場合や、さらに美容的な改善をご希望される場合は、その後の修正治療の選択肢についてご相談いただけます。
- 形成外科専門医として、患者さまの具体的な希望に沿った最適な治療プランを提案し、長期的な視点でのサポートを行います。
当院では、他院で施術を受けられた患者さまが抱えるさまざまな不安を解消し、安心して抜糸を受けていただけるよう、形成外科専門医としての高い専門性と、患者さまへの誠心誠意のサポートをお約束いたします。名古屋で抜糸をご検討されている方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。土日も午前9時から午後6時まで診療しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
Q&A:他院抜糸に関するよくあるご質問
患者さまからよくいただく他院抜糸に関するご質問にお答えします。
Q1: 他院で受けた手術の抜糸でも、本当に対応してもらえますか? はい、ご安心ください。当院では、他院で受けられた美容整形や一般的な外科手術後の抜糸に、形成外科専門医が責任を持って対応いたします。溶けない糸の抜糸だけでなく、医療用のホッチキスのような「ステイプラー」で留めた傷口を取り除く「抜鈎(ばっこう)」の処置も行っております。ご不安な点がございましたら、まずは一度お気軽にご相談ください。
Q2: 抜糸は土日でも受けられますか? はい、当院は土曜日・日曜日も午前9時から午後6時まで診療しております。平日お仕事や学業でお忙しい方も、ご自身のスケジュールに合わせて安心してご来院いただけます。お気軽にご予約ください。
Q3: 抜糸にかかる時間はどのくらいですか? 抜糸にかかる実際の処置時間は、抜糸する部位や縫合糸の数によって個人差がありますが、ほとんどの場合、数分から長くても15分程度で完了いたします。診察や準備、抜糸後の説明を含めても、長くお待たせすることはありませんのでご安心ください。
Q4: 抜糸の費用はどのくらいですか? 当院での抜糸費用は、処置の内容や部位によって異なりますが、明瞭な料金設定をしています(すべて税込価格です)。
- 鼻手術の抜糸: 11,000円
- 二重切開、下眼瞼形成の抜糸: 片側 5,500円
- フェイスリフトの抜糸: 片側 11,000円 美容整形後の抜糸は、原則として自由診療となりますので、健康保険は適用されません。費用についてご不明な点がございましたら、診察時やお電話でお気軽にお問い合わせください。
Q5: 抜糸後の傷跡が気になります。その後の相談もできますか? はい、もちろん可能です。抜糸はゴールではなく、その後の傷跡ケアが非常に重要です。当院では、抜糸後も傷跡の状態について気になることや、さらにきれいに仕上げるためのケア方法、必要に応じた修正治療についてのご相談も承っております。患者さまが長期にわたって安心して過ごせるよう、形成外科専門医として丁寧なサポートを大切にしています。
Q6: 韓国など海外で施術した後の抜糸ですが、言語の壁や情報不足が心配です。 海外での施術後の抜糸は、言語や情報の不足から不安を感じやすいものです。当院では、海外で美容整形を受けられ、日本での抜糸を希望される患者さまを数多く受け入れています。手術記録や診断書、術前後の写真など、お持ちの情報があればご持参いただけますと、よりスムーズな診察・処置が可能です。情報が不十分な場合でも、形成外科専門医が患部の状態を詳細に診察し、適切な抜糸方法をご提案いたしますので、どうぞご安心ください。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
他院で受けられた美容施術や外科手術後の抜糸は、傷跡を美しく、そして健康に保つためにとても大切なプロセスです。特に、韓国や東京、大阪など遠方での施術後、名古屋で安心して抜糸を任せたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
当院では、形成外科専門医が患者さま一人ひとりの状態に寄り添い、丁寧な抜糸と、その後の傷跡ケアまでしっかりサポートいたします。抜糸は、感染症などのリスクを防ぎ、将来の傷跡をよりきれいに仕上げるために欠かせない専門的な処置です。
ご不安なことやお困りのことがございましたら、まずは一度お気軽にご相談ください。当院は土日も診療しており、名古屋駅からアクセスしやすい場所にございますので、安心してご来院いただけます。皆さまのお悩みが解消できるよう、全力でお手伝いさせていただきます。