名古屋市「新瑞橋」美容外科・美容皮膚科・形成外科・一般皮膚科

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包茎手術後のトラブル〜どんな症状が出る?どうしたらいい?〜

包茎手術、お疲れ様でした⭐無事に手術を終え、ほっとされていることでしょう。しかし、術後の痛みや腫れ、予期せぬ出血など、ご自身の体の変化に「これって本当に大丈夫なのか?」と強い不安を感じていませんか。その不安は、決してあなただけが感じているものではありません。

国民生活センターにも術後のトラブルに関する相談が寄せられており、多くの方が正常な回復過程と危険なサインの見分け方に悩んでいます。自己判断で放置してしまうと、感染症や血腫(血の塊)、最悪の場合は壊死といった、後遺症につながる事態を招く可能性もゼロではないのです。

この記事では、形成外科専門医の視点から、術後の症状が正常範囲内なのか、それともすぐに医師に相談すべき危険なサインなのかを判断するための具体的なセルフチェックリストを解説します。ご自身の状態と照らし合わせ、安心して回復期間を過ごすための一助としてください。

これって異常?術後の症状セルフチェックリスト

包茎手術、お疲れ様でした。手術を無事に終えられ、ほっとされていることと思います。

しかし、術後は痛みや腫れ、出血など、ご自身の体の変化に驚きや不安を感じる方が少なくありません。ほとんどの症状は、傷が治っていく過程でみられる正常な経過です。

一方で、なかには注意が必要なサインもあります。ご自身の状態が正常範囲内なのか、それともすぐに医師に相談すべきなのかを判断できるよう、簡単なセルフチェックリストをご用意しました。

以下の項目に1つでも当てはまる場合は、自己判断せず、すぐに手術を受けたクリニックへ連絡してください。

  • 痛みが全く引かない

    処方された痛み止めを飲んでも、痛みが全く和らぐ気配がない。

  • 出血が止まらない

    下着を通り越してズボンまで染みるほどの出血が続いている。

  • 異常な腫れ

    陰茎全体が風船のようにパンパンに腫れあがり、皮膚が張り裂けそうだ。

  • 膿(うみ)が出ている

    傷口から黄色や緑色のドロッとした液体(膿)が出ている。

  • 強い悪臭がする

    傷口から魚が腐ったような、明らかに異常な臭いがする。

  • 亀頭の色が真っ黒

    亀頭の色が炭のように真っ黒になり、触っても感覚がまったくない。

  • 高熱が出ている

    体温が38度以上あり、全身のだるさを感じる。

痛みはいつまで続く?種類別の痛みの目安(ズキズキ・ジンジン・排尿時)

手術後の痛みは誰もが経験するもので、不安に感じやすい症状の1つです。痛みの強さや続く期間には個人差がありますが、一般的な目安を知っておくと過度に心配せず過ごせます。痛みは主に3つの種類に分けられます。

痛みの種類主な原因続く期間の目安
ズキズキする痛み手術の傷そのものの痛み術後2~3日がピーク。1週間ほどで徐々に落ち着きます。
ジンジンする痛み勃起による傷の突っ張り、神経の回復術後1~2週間程度続くことがあります。
排尿時の痛み尿道口周りの腫れや、血流の変化による「びらん」術後数日~1週間程度で改善することが多いです。

手術当日から翌日にかけてが痛みのピークとなるため、処方された痛み止めは我慢せずに服用してください。

特に、夜間や早朝に意図せず勃起してしまい、その際の突っ張り感で痛みを感じることがあります。これは傷が治癒している過程で起こる自然な反応ですので、心配しすぎる必要はありません。

また、排尿時の痛みは、術後の圧迫などの影響で尿道口の粘膜が一時的にただれる(びらん)ことで生じます。ほとんどの場合、傷の回復とともに自然に軽快していきます。もし1週間以上経っても痛みが全く引かない、痛み止めが効かないといった場合は、血の塊(血腫)や感染の可能性も考えられますので、クリニックにご相談ください。

出血が止まらない・再開した場合の危険度サイン

手術後、傷口から少量の出血が見られるのは通常の経過です。特に術後2~3日は、ガーゼや下着に血液がにじむことがありますが、これは心配いりません。

しかし、出血の量や状況によっては緊急の対応が必要になる場合があります。以下のサインが見られたら、危険度が高いと考えられます。

【危険な出血のサイン】

  • ポタポタと垂れ続ける出血

    止血したはずの血管から、再び出血している可能性があります。

  • 陰茎が風船のようにパンパンに腫れる

    皮膚の下で内出血が起こり、血の塊(血腫)ができているサインです。これは包茎手術後で最も注意すべき合併症の1つで、強い痛みを伴います。

  • 一度止まったのに再開した多量の出血

    就寝中の勃起などで傷口が開いてしまった可能性があります。

少量の出血であれば、まずは清潔なガーゼで出血部分を5~10分ほどしっかりと圧迫してください。ほとんどの場合はこれで止まります。

しかし、上記の「危険なサイン」が見られる場合や、圧迫しても出血が止まらない場合は、夜間・休日であっても、すぐに手術を受けたクリニックへ連絡してください。特に血腫は、放置すると治りが遅れたり、感染の原因になったりするため、早急な処置が必要です。

傷口のジュクジュク・膿・異臭は感染症の始まりか

術後の傷口から、透明、あるいは少し黄色がかったサラサラした液体が出てくることがあります。これは傷が治る過程で出る「浸出液(リンパ液)」と呼ばれるもので、問題ありません。術後1週間目くらいまでは、こうした液体の漏出が見られることもあります。

しかし、傷口に細菌が感染すると、液体は「膿」に変化し、注意が必要になります。

項目正常な浸出液膿(感染のサイン)
透明~薄い黄色黄色、黄緑色、白く濁っている
性状サラサラしているドロッとして粘り気がある
臭いほとんど無臭魚が腐ったような強い悪臭
傷の周りの状態赤みや腫れは軽度赤くパンパンに腫れ、熱を持っている、痛みが強い

もともと包茎の状態は、恥垢などがたまりやすく細菌が繁殖しやすい環境です。そのため、亀頭包皮炎を繰り返す方も少なくありません。手術によって清潔な状態になっても、術後のケアが不十分だと傷口から細菌が侵入し、化膿してしまうことがあります。

化膿すると傷の治りが遅くなるだけでなく、感染が周囲に広がる可能性もあります。膿や異臭、傷の周りの強い赤み・腫れ・熱感といった感染のサインが見られた場合は、すぐにクリニックを受診してください。

亀頭が紫や黒に変色するのは壊死の前兆?正常な経過との見分け方

手術後に亀頭の色が普段と違う紫色などに変化していると、「腐ってしまったのではないか(壊死)」と非常に強い不安を感じるかもしれません。しかし、多くの場合、この色の変化は一時的なものであり、壊死とは異なります。

【色の変化の主な原因】 術後は、内出血(血腫)を防ぐために、包帯を巻いて陰茎を強めに圧迫します。この圧迫によって血流が一時的に滞り、血液が溜まる「うっ血」という状態になることで、亀頭が紫色に見えるのです。これは術後によく見られる正常な経過の一つです。

【正常なうっ血と危険な壊死の見分け方】

  • 正常なうっ血
    • 色: 全体的に紫色だが、赤みも残っている。
    • 感覚: 感覚は少し鈍いかもしれないが、残っている。
    • 経過: 包帯の圧迫を緩めたり、時間が経ったりすると徐々に色が改善する。
  • 壊死のサイン(危険な状態)
    • 色: まるで炭のように真っ黒になる。
    • 感覚: 触っても全く感覚がない。冷たい。
    • 経過: 時間が経っても全く改善の兆しがない。

術後のうっ血や、血流不足による皮膚表面の変色(表皮壊死)は、包帯による圧迫を解除すれば、ほとんどの場合で問題なくきれいに治癒します。

しかし、亀頭全体が真っ黒になり感覚がなくなるような場合は、血流が完全に途絶えている可能性があり、極めて危険です。万が一、壊死のサインが見られたら、一刻も早く手術を受けたクリニックにご連絡ください。

当院では、形成外科専門医が顕微鏡を用いて精密な手術を行うとともに、術後の経過観察も院長自らが責任をもって行い、患者様の不安に寄り添います。術後のフォロー体制が整っていない施設も残念ながら存在します。大切なご自身のお体のために、術後のケアまでしっかり行ってくれるクリニックを選びましょう。何かご心配なことがあれば、些細なことでも遠慮なくご相談ください。

今すぐできる対処法とクリニックに連絡すべき境界線

包茎手術の後は、痛みや腫れ、出血など、普段と違う症状に不安を感じるのは当然のことです。しかし、これらの多くは傷が治っていく過程でみられる正常な反応です。

大切なのは、ご自身でできる正しい対処法を知ることです。そして、どの症状が出たら専門家に相談すべきか、その境界線を理解しておくことです。

ここでは形成外科・美容外科専門医の視点から解説します。ご自宅ですぐにできる応急処置と、クリニックに連絡すべきサインを具体的に説明しますので、落ち着いてご自身の状態と照らし合わせてみてください。

今すぐできる対処法とクリニックに連絡すべき境界線
今すぐできる対処法とクリニックに連絡すべき境界線

痛み・腫れ・出血に対する応急処置と正しいセルフケア

手術後の痛み、腫れ、出血は多くの方が経験します。適切なセルフケアを行うことで、症状を和らげ、回復を早めることができます。

  • 痛み・腫れへの対処法

    • 痛み止めの服用

      クリニックから処方された痛み止めは、指示通りに服用してください。痛みが我慢できなくなってから飲むより、少し痛いと感じ始めた段階で飲むのが効果的です。

    • 安静を保つ

      術後2〜3日は、できるだけ安静に過ごしましょう。陰茎に負担がかかる運動や長時間の歩行は、腫れや痛みを悪化させる原因になるため避けてください。

    • 患部の冷却

      患部に熱感や腫れがある場合、清潔なタオルで包んだ保冷剤を短時間当てると症状が和らぐことがあります。ただし、冷やしすぎは血流を悪くし、かえって傷の治りを遅らせる可能性があるので、必ず医師の指示の範囲内で行いましょう。

    • 圧迫包帯の確認

      手術直後は、内出血の塊(血腫)を防ぐために包帯でやや強めに圧迫します。この圧迫で亀頭がうっ血し、少し紫色に見えることがありますが、多くは一時的なもので心配いりません。しかし、締め付けが強すぎて痛みが悪化する場合は、自己判断で緩めずクリニックに相談してください。

  • 出血への対処法

    • 少量の出血

      ガーゼに血がにじむ程度の少量の出血は、術後数日間はよく見られます。特に夜間の勃起時などに起こりやすいですが、慌てる必要はありません。

    • 圧迫による止血

      出血が気になる場合は、清潔なガーゼを傷口に当て、5〜10分ほど指でしっかりと圧迫してください。ほとんどの場合、これで止血できます。

    • 下着の汚染防止

      ガーゼを厚めに当て、包帯や医療用テープで固定することで、下着が汚れるのを防げます。

どんな症状が出たら夜間・休日でも受診すべきか

ほとんどの症状は時間の経過とともに改善します。しかし、中には緊急の対応が必要な危険なサインもあります。

以下のチェックリストに一つでも当てはまる症状が出た場合は、極めて危険な状態です。夜間や休日であっても、ためらわずに手術を受けたクリニックの緊急連絡先へ連絡してください。

症状の種類緊急性が極めて高いサイン(すぐに連絡・受診を!)
出血・ガーゼで強く圧迫しても、血液がポタポタと垂れ続ける
・陰茎全体が風船のようにパンパンに腫れあがった(血腫の疑い)
・一度止まったのに、再び多量の出血が始まった
腫れ・痛み・我慢できないほどの激痛がある
・処方された痛み止めを飲んでも全く効かない、または痛みがどんどん悪化する
亀頭の色・亀頭全体が炭のように真っ黒や、濃い紫色になり元に戻らない
・亀頭の感覚が全くない(血流障害による壊死の可能性があります)
全身症状・38度以上の高熱が出ている
・強い悪寒や全身の震えがある

これらの症状は、包茎手術後の最も注意すべき合併症である「血腫」や「重度の感染症」「壊死」のサインです。放置すると回復が著しく遅れたり、取り返しのつかない後遺症につながったりする危険性があります。ご自身の判断で様子を見ず、必ず専門家の指示を仰いでください。

医師に伝えるべき症状の記録方法と伝え方のポイント

クリニックに連絡する際、ご自身の症状を正確に伝えることで、医師はより的確な判断を下すことができます。慌てずに、以下の点を整理して伝える準備をしておきましょう。メモを取っておくと安心です。

  • 医師に伝えてほしい記録項目
    1. いつから?

      症状が始まった正確な日時を伝えてください。

    2. どんな症状?

      痛み、出血、腫れ、膿、異臭、色の変化など、具体的に教えてください。

    3. どこが?

      傷口全体、亀頭の先端、陰茎の根元など、場所を特定してください。

    4. どのくらい?

      痛みの強さを0(無痛)から10(想像しうる最大の痛み)で表現したり、出血量を「ガーゼが少し湿る程度」「下着まで染みる」など具体的に伝えたりすると、状況がより正確に伝わります。

    5. 症状の変化

      時間とともに良くなっているか、悪化しているか、変わらないかを教えてください。

    6. 自分で行った対処

      何時ごろに痛み止めを飲んだか、圧迫止血を何分間したかなど。

可能であれば、患部の状態をスマートフォンなどで撮影しておくことも有効です。ただし、写真を送る際は必ずクリニックの指示に従ってください。的確な情報が、迅速で適切な処置につながります。

処方された薬が効かない・無くなった時の対処法

手術後に処方される薬は、痛みや感染を防ぐための重要なものです。正しく使用し、問題があれば速やかに相談しましょう。

  • 痛み止めが効かない場合

    まずは用法・用量を守っているか確認してください。それでも痛みが強い場合、自己判断で服用量を増やしたり、市販薬を追加したりするのは絶対にやめてください。薬の組み合わせによっては、予期せぬ副作用が出ることがあります。必ずクリニックに電話で相談し、医師の指示を仰ぎましょう。

  • 薬が無くなってしまった場合

    感染予防のための抗生物質は、症状がなくても処方された日数を必ず飲み切ることが大切です。途中でやめると、細菌が薬への抵抗力を持ってしまうことがあります。痛み止めが足りなくなった場合も、我慢せずにクリニックにご連絡ください。

国民生活センターの報告にもあるように、残念ながら一部のクリニックでは術後のフォローが不十分なケースも見られます。ひどい場合は「吸収糸だから抜糸は不要」と説明し、術後の診察を全く行わない施設さえあるようです。

当院では、形成外科専門医が顕微鏡を用いて精密な手術を行うのはもちろん、術後の経過観察から抜糸まで院長自らが責任をもって対応します。患者様の不安に寄り添い、少しでも気になることがあればいつでも相談できる体制を整えています。大切なご自身のお体のために、術後のケアまで安心して任せられるクリニックを選びましょう。

術後の不安を解消し、普段の生活に戻るために

包茎手術が無事に終わり、ほっと一息つかれていることと思います。しかし同時に、術後の痛みや腫れ、見た目の変化など、これまで経験したことのない症状に戸惑いや不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

手術後の経過には個人差がありますが、多くの不安は正しい知識を持つことで解消できます。ここからは、心と体の負担を軽くする方法、日常生活への復帰の目安、パートナーとの関係、そして傷跡の悩みについて解説します。安心して回復期間を過ごすための具体的な情報をお伝えします。

術後の不安を解消し、普段の生活に戻るために

身体的な苦痛と精神的ストレスを和らげる方法

手術後の身体的な苦痛を和らげる基本は、処方された痛み止めを指示通りに服用することです。痛みは我慢せず、少し痛みを感じ始めた段階で薬を上手に使いましょう。

腫れや熱感がある場合は、清潔なタオルで包んだ保冷剤を短時間当てると、不快感が和らぎます。また、就寝時にクッションなどで下半身を少し高くすると、重力の影響でむくみや腫れが引きやすくなります。

身体の痛みだけでなく、精神的なストレスも大きな問題です。国民生活センターにも術後のトラブルに関する相談が寄せられており、「手術は失敗したのではないか」と不安になるのは、あなただけではありません。

特に、術後は内出血の塊(血腫)を防ぐため、包帯でやや強めに圧迫します。この影響で亀頭がうっ血して紫色に見えたり、尿道口の周りがただれて(びらん)排尿時にしみたりすることがあり、心配になるかもしれません。しかし、これらは回復過程でよく見られる一時的な症状です。

一人で抱え込まず、まずは手術を受けたクリニックに相談してください。専門家の視点から現状を説明してもらうことが、心の安定につながる最も確実な方法です。

仕事・運動・性行為はいつから再開できるのか具体的な目安

手術後の生活制限は、回復を順調に進めるために非常に重要です。自己判断で活動を再開すると、傷口が開いたり感染を起こしたりする原因になりかねません。

以下の表はあくまで一般的な目安です。ご自身の回復状況に合わせて、必ず担当医の許可を得てから再開するようにしてください。

活動内容再開の目安注意点
デスクワーク・通学術後翌日〜長時間座り続ける場合は、時々立ち上がって体勢を変えましょう。
シャワー術後2〜3日後〜患部を濡らさないよう注意が必要です。必ず医師の指示に従ってください。
軽い運動(ウォーキングなど)術後1週間〜患部に負担がかからない範囲で、少しずつ始めましょう。
飲酒術後1週間〜血行が良くなりすぎると、出血や腫れを悪化させる原因になるため控えましょう。
入浴(湯船に浸かる)術後1〜2週間後〜傷口が完全にふさがり、医師の許可が出てからにしましょう。
激しい運動・筋トレ術後1ヶ月後〜患部に強い圧力がかかる行為は、傷の治りを遅らせるため避けましょう。
性行為・マスターベーション術後1ヶ月後〜傷口の治り具合には個人差があります。焦らず、完全に痛みがなくなってからにしましょう。

パートナーへの説明と今後の性生活に関するQ&A

パートナーがいる場合、手術についてどのように説明し、今後の性生活にどう向き合うかは大切な問題です。正直に状況を話し、理解を得ることが、二人の信頼関係を深めることにもつながります。

Q1. 手術したことはパートナーに気づかれますか?

A1. 手術方法にもよりますが、時間が経てば傷跡はかなり目立たなくなります。特に、形成外科を専門とする医師が顕微鏡などを用いて精密に縫合した場合、傷跡は一本のきれいな線になり、気づかれにくい傾向があります。当院では、機能面はもちろん、見た目の自然さにもこだわって施術を行っています。

Q2. 術後、感度は変わりますか?

A2. 術後しばらくは、露出した亀頭が下着に擦れることで過敏に感じることがあります。しかし、多くの場合、数週間から数ヶ月で刺激に慣れてきます。皮膚の切除量が適切であれば、感度が著しく低下したり、勃起に影響が出たりすることは稀です。万が一、気になる症状があればご相談ください。

Q3. 性行為を再開するときの注意点はありますか?

A3. 必ず医師の許可を得てから再開してください。最初は無理をせず、痛みやひきつれを感じる場合は中断しましょう。潤滑ゼリーを使用すると、摩擦による傷への負担を軽減できるためおすすめです。

傷跡の見た目が心配な方へ|ケロイドやひきつれの予防法

手術後の傷跡がなるべくきれいに治るか、ケロイドやひきつれが残らないかは、多くの方が心配される点です。傷跡をきれいに治すためには、術後のセルフケアと、クリニックによる適切な経過観察が欠かせません。

ご自身でできるケアとしては、以下の点が挙げられます。

  • 清潔を保つ

    医師の指示に従い、シャワーで優しく洗い流し、清潔な状態を維持します。

  • 刺激を避ける

    傷口を強くこすったり、締め付けの強い下着を着用したりすることは避けましょう。

  • 紫外線対策

    傷跡の色素沈着を防ぐため、治癒後もしばらくは直射日光を避けることが望ましいです。

残念ながら、国民生活センターの報告にもあるように、一部のクリニックでは術後のフォローを十分に行わないケースが見られます。ひどい場合は「吸収される糸で縫ったので、抜糸も通院も不要です」と説明し、術後の診察を全く行わない施設さえあるようです。

ペニスの皮膚は特殊で、他の部位の傷より治癒に時間がかかることが多く、当院では通常2週間ほど経ってから慎重に抜糸を行います。傷が治りきっていない1週間目での抜糸は強い痛みを伴うため、お勧めできません。

当院では形成外科専門医が、顕微鏡を用いて精密な手術を行うだけでなく、術後の経過観察から院長自らの抜糸まで、責任をもって対応します。患者様の不安に寄り添い、術後のどんな小さな変化にも対応できる体制を整えています。傷跡やその他のご心配な点があれば、いつでもご相談ください。

まとめ

今回は、包茎手術後に起こりうるトラブルと、その対処法について詳しく解説しました。

術後の痛みや腫れ、少量の出血などは、多くの場合、傷が治っていく過程で見られる正常な反応です。しかし、我慢できないほどの激痛や止まらない出血、亀頭の色の異常といったサインは、すぐに対応が必要な合併症の可能性があります。

最も大切なことは、ご自身の判断で様子を見たり、一人で悩んだりしないことです。少しでも「おかしいな」「これは大丈夫かな?」と不安に感じたら、ためらわずに手術を受けたクリニックへ連絡してください。専門家に相談することが、安全で順調な回復への一番の近道です。

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参考文献

  1. Rübben I, Rübben H, et al. Phimosis.
  2. Hayashi Y, Kojima Y, Mizuno K, Kohri K. Prepuce: phimosis, paraphimosis, and circumcision.
  3. 国民生活センター. 美容医療サービスにみる包茎手術の問題点(発表情報).
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