W形成術とは?顔の傷跡を目立たなくする仕組み
お顔の傷跡は、単に見た目の問題にとどまらず、多くの方の心に深い影を落とすものです。鏡を見るたびに、また人とお話しするたびに、その傷跡が気になってしまうというお気持ちは、形成外科専門医としてとてもよく理解できます。しかし、傷跡は適切な治療を受けることで、今よりもずっと目立たなくすることが可能です。
この記事では、形成外科ならではの緻密な治療法である「W形成術」について詳しくご紹介します。この手術は、傷跡の縁を小さな三角形に細かく分割し、皮膚の自然な「しわ」の方向(RSTL:弛緩皮膚張力線)に合わせてW字型に切除することで、傷跡を周囲の皮膚に溶け込ませるようにカモフラージュし、張力を多方向に分散させます。
単に傷を切除するだけでなく、光の反射を不均一にする破線効果や、部位ごとの最適なデザイン調整により、あなたの長年の悩みを軽減し、より自然で目立ちにくい状態へと導く画期的な手法です。W形成術が、傷跡で悩むあなたにとって、自信を取り戻すための一歩となるよう、ぜひこの記事でその全貌を解き明かしてください。
お顔の傷跡は、単に見た目の問題にとどまらず、多くの方の心に深い影を落とすことがあります。鏡を見るたびに、また人とお話しするたびに、その傷跡が気になってしまうというお気持ちは、形成外科専門医としてとてもよく理解できます。しかし、傷跡は適切な治療を受けることで、今よりもずっと目立たなくすることが可能です。
当院では、その選択肢の一つとして「W形成術」をご提案しています。この手術は、傷跡をただ切除するだけでなく、その仕組みに工夫を凝らすことで、自然で目立ちにくい状態へと導く、形成外科ならではの緻密な治療法です。
W形成術とは?傷跡修正の基本原理
W形成術は、傷跡の縁を小さな三角形の要素に細かく分割し、ギザギザの「W」の形に切除することで、傷跡を目立たなくする手術です。この方法は、傷跡の「向き」と「張力」という、皮膚の特性に注目した形成外科の高度な技術です。傷跡の縁を分割した要素は、回転させたり場所を移動させたりすることなく、そのままぴったりと嵌め合わせて縫合します。これは、切除的な傷跡修正術の一つです。
人の皮膚には、「弛緩皮膚張力線(RSTLs)」と呼ばれる、皮膚に自然に存在する目に見えない「しわ」や「たるみ」の方向があります。このRSTLsから大きくずれた角度、例えば30度以上で走っている傷跡は、通常よりも目立ちやすくなることが報告されています。これは、皮膚の張力が傷跡に沿ってかかり続けるため、傷跡が広がりやすくなったり、盛り上がったりするためです。
W形成術の目的は、このような目立つ傷跡を、周囲のRSTLsに沿うようなジグザグの線に変えることです。これにより、視覚的に傷跡が目立ちにくくなり、さらに傷跡にかかる張力を多方向に分散させることができます。
研究によると、W形成術の特殊な幾何学的デザイン自体が、縫合部に生じる応力(引っ張られる力)を低減し、張力応力を三角形の皮弁(皮膚の組織片)自体ではなく、その周囲の組織に分散させることが示されています。この生体力学的な利点が、傷跡の幅が広がったり、盛り上がったりするのを防ぎ、より自然な見た目の傷跡へと改善を図る重要な理由の一つと考えられています。
従来の切開法とW形成術の決定的な違い
従来の傷跡修正法が、単に傷跡を直線状に切除して縫い合わせるだけだったのに対し、W形成術には明確な違いと優位性があります。直線的な切除縫合は、傷跡に沿って皮膚の張力が一点に集中しやすく、結果として傷跡が再び広がりやすくなったり、目立ちやすくなったりするリスクがありました。
これに対し、W形成術はギザギザのW字型に切除することで、傷跡にかかる張力を多方向に分散させる働きがあります。この特殊な幾何学的デザインは、縫合部に生じる応力(引っ張られる力)を低減し、張力応力を皮弁(皮膚の組織片)自体ではなく、その周囲の組織に分散させることが、研究によって示されています。この分散効果こそが、W形成術が優れた臨床結果をもたらす重要な理由の一つです。
W形成術には、従来の直線切除法と比較して、以下のような利点があります。
- リスクの最小化
- 皮弁を回転させたり移動させたりする手術(皮弁形成術)と比較して、
- 皮弁壊死などの合併症のリスクが非常に低い特徴があります。
- また、毛髪の生え際や顔の表情に歪みが生じる可能性も抑えられます。
- 汎用性の高さ
- まっすぐな傷跡だけでなく、湾曲した表面の傷跡にも適用できる汎用性を持っています。
- 多方向への張力軽減
- 傷跡に加わる力を多方向に分散させることで、
- 傷跡が盛り上がったり、幅が広くなったりするのを防ぎます。
- カモフラージュ効果
- 弛緩皮膚張力線(RSTLs)に沿ったジグザグの傷跡は、
- 周囲の皮膚のしわと同化しやすく、より目立ちにくい仕上がりを目指せます。

顔の傷跡を目立たなくするデザインの秘密
W形成術の「W」の形は、単なるデザイン上の美しさだけでなく、傷跡を目立たなくするための秘密が隠されています。このジグザグの線は、光の反射を不均一にすることで、傷跡の陰影を打ち消し、視覚的に周囲の皮膚と馴染ませる「破線効果」を生み出します。一本の直線として認識されにくくなるため、結果として傷跡が目立ちにくくなるのです。
さらに、このW字のデザインは、顔のどの部分の傷跡を修正するかによって、最適な形が異なります。形成外科医は、患者さんの傷跡がある部位の皮膚の輪郭や、弛緩皮膚張力線(RSTLs)がどれくらい明確かを見極めて、W形成術を構成する三角形の形を調整します。これは、最適な結果を得るために非常に重要な判断です。
二等辺/正三角形W形成術
- 適応部位
- 顎の下や頬など、RSTLsがはっきりとしない部分の傷跡、
- あるいは皮膚が湾曲している部分の傷跡に適しています。
- 期待できる効果
- この形の三角形を用いることで、
- 先ほど説明した「破線効果」が最大限に発揮され、
- 皮膚にかかる張力を広範囲に分散させ、傷跡をより目立たなくします。
- 適応部位
不等辺三角形W形成術
- 適応部位
- 鼻唇部(鼻と唇の間)や額など、RSTLsが明確に存在する部分の傷跡に適しています。
- 期待できる効果
- RSTLに沿って三角形の短い辺を配置し、90度の角度を持つ三角形を設計することで、
- 傷跡の方向をRSTLにぴたりと合わせ、
- 自然な皮膚のしわの中に傷跡をカモフラージュする効果が期待できます。
- 適応部位
この部位ごとの緻密なデザインの選択が、W形成術の成功の鍵を握ります。ただし、この手術は、修正のために一定の組織幅を切除する必要があるため、結果的に元の傷跡の長さよりも少し長くなることがあります。
W形成術で期待できる具体的な効果と限界
W形成術は、傷跡の見た目を改善するための有効な選択肢ですが、その効果と限界を正しく理解しておくことが大切です。
W形成術で期待できる具体的な効果
- 傷跡の方向改善と目立たなくする効果
- 傷跡を自然な皮膚のしわ(RSTLs)の方向と一致させることで、
- 光の反射が不規則になり、視覚的に傷跡が目立ちにくくなります。
- 特に、RSTLsから30度以上ずれた顔面の裂傷に対しW形成術を適用した場合、
- 単純な縫合に比べて、傷跡がはるかに目立ちにくい結果が示されています。
- 傷跡の幅の広がり防止と盛り上がりの軽減
- 傷跡にかかる皮膚の張力をW字型のデザインで多方向に分散させるため、
- 傷跡が再び広がったり、盛り上がったりするのを抑える効果があります。
- これにより、肥厚性瘢痕やケロイドなどの病的瘢痕の形成リスクを低減することにもつながります。
- 研究では、W形成術の三角形のデザインが、
- 張力応力を皮弁自体ではなく周囲の組織に分散させることが生体力学的に証明されています。
- 複合治療による相乗効果
- W形成術単独でも効果的ですが、顔面瘢痕の修復においては、
- 「超張力軽減縫合術」や「連続的張力軽減(CTR)技術」といった補助的な手法と組み合わせることで、
- さらに優れた美的効果が期待できることが報告されています。
- 超張力軽減縫合術は、縫合糸を深部に配置することで創縁にかかる張力を軽減し、
- 病的瘢痕形成の予防に寄与します。
- また、張力除去装置を用いた連続的張力軽減技術は、
- 外科的切開部の張力を大幅に減少させ、治療効果を高めます。
- これらの併用療法は、創縁にかかる張力を深部に再分配したり、
- 持続的に張力を軽減したりすることで、傷跡の最終的な仕上がりを一層改善することが報告されています。
- 実際に、W-plastyとCTRを組み合わせた群は、
- 他の群と比較して瘢痕の外観において有意な改善を示したという研究結果もあります。
W形成術の限界
- 傷跡が完全に消えるわけではない
- W形成術は、傷跡を目立たなくするための手術であり、完全に消滅させることはできません。
- どのような傷跡修正術でも、全くのゼロにするのは難しいのが現状です。
- しかし、周囲の皮膚の色や質感に近づけ、視覚的に気づかれにくい状態を目指します。
- 傷跡が長くなる可能性
- 傷跡を目立たなくするデザインの性質上、
- 元の傷跡の長さよりも、修正後の傷跡全体の長さがわずかに長くなることがあります。
- これは、W字型のジグザグの線に沿って皮膚を切除し、縫い合わせるためです。
- 適応できない部位もある
- 唇の縁や目の周りなど、デリケートな部位や機能的な重要性が高い部位にある傷跡に対しては、
- W形成術の適用が難しい場合もあります。
- これらの部位では、手術による組織の切除が、
- 機能的な問題や形態の変化を引き起こす可能性があるためです。
- 重度のケロイド体質
- 極端なケロイド体質の方の場合、W形成術単独では十分な効果が得られないこともあります。
- その際は、ステロイド注射や放射線療法など、他の治療法との併用が検討されることがあります。
W形成術は、形成外科専門医が患者さんの傷跡の状態と特性を詳細に診断し、その方に合った最適なデザインと手法を提案することで、最大の効果を発揮する手術です。ご自身の傷跡がW形成術の適応となるか、どの程度の改善が見込めるかについては、形成外科専門医による丁寧な診察が不可欠です。
W形成術に関するQ&A
Q1:W形成術を受ければ、傷跡は完全に消えますか? A1:いいえ、W形成術は傷跡を目立たなくする手術であり、完全に消滅させることはできません。しかし、周囲の皮膚の色や質感に近づけ、視覚的に気づかれにくい状態を目指します。
Q2:手術は痛いですか? A2:手術中は局所麻酔を使用しますので、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れた後も、通常は軽度の痛みで済み、痛み止めでコントロールできる程度です。
Q3:手術後の傷跡はどのくらいで落ち着きますか? A3:傷跡の赤みや硬さは、個人差がありますが、一般的には数ヶ月から1年程度かけて徐々に薄くなり、柔らかくなって落ち着いていきます。最終的な仕上がりには、半年から1年ほどの経過観察が必要です。
Q4:W形成術は保険が適用されますか? A4:W形成術は、美容目的の場合には保険適用外の自由診療となることがほとんどです。ただし、機能的な問題(例えば、傷跡による引きつれでまぶたが閉じにくいなど)がある場合や、特定の部位の瘢痕で治療が必要と医師が判断した場合には、保険適用となるケースもあります。詳しくは診察時にご相談ください。
当院のW形成術 料金
- 傷跡4cmまで:103,940円(税込)
- 傷跡6cmまで:155,910円(税込)
- 以後2cm毎に:+51,970円(税込)
当院では、形成外科専門医、美容外科専門医(JSAPS)として、患者さん一人ひとりの傷跡の状態を丁寧に診察し、W形成術を含む最適な治療プランをご提案しております。お顔の傷跡でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。傷跡は見た目だけでなく、心の重荷にもなりえます。私たち専門医が、そのお悩みに寄り添い、より良い未来へと踏み出すお手伝いをいたします。まずは、お気軽にご来院いただき、ご自身の傷跡についてお話しください。
W形成術の手術の流れと術後の過ごし方
お顔の傷跡は、ご自身の目にも触れやすく、日々の生活の中でどうしても気になってしまうものです。W形成術は、そうしたお悩みを抱える多くの患者さんの「傷跡を目立たなくしたい」という願いに応えるための手術です。手術を受ける前には、「どんな流れで進むのだろうか」「痛みはどのくらいだろうか」「術後はどう過ごせばいいのだろうか」といった不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。形成外科専門医、美容外科専門医(JSAPS)として、当院では患者さんが安心して治療に臨めるよう、手術前から術後までの詳しい流れと過ごし方について、丁寧にご説明いたします。
事前カウンセリングから手術までの準備
W形成術を受けるまでには、まず医師とのカウンセリングが非常に大切です。このカウンセリングでは、患者さんの傷跡の状態を詳しく診察し、W形成術が最適な治療法であるかを判断します。傷跡の大きさや深さ、位置、そして周囲の皮膚のたるみ具合などを総合的に評価します。その上で、手術によって期待できる効果や、反対に限界となる点についても正直にお伝えしています。
カウンセリングと検査の流れ
- 傷跡の評価
- 傷跡のタイプ(肥厚性瘢痕、ケロイド、陥凹瘢痕など)を詳細に診断します。
- 長さや幅、皮膚の緊張度合いも細かく確認します。
- 手術計画の立案
- 患者さんのご希望と、形成外科専門医としての専門的見地から、最適なW形成術のデザインやアプローチを決定します。
- W形成術には、三角形のデザインを調整するバリエーションがあるため、患者さんの傷跡の状態に合わせた選択を行います。
- シミュレーション
- 場合によっては、手術後の傷跡の改善イメージを共有するためのシミュレーションを行うこともあります。
- これにより、患者さんは手術後の変化を具体的にイメージしやすくなります。
- 健康状態の確認
- 全身の健康状態を確認するために、採血や血圧測定などの基本的な検査を行うことがあります。
- 持病の有無や現在服用している薬についても詳しくお伺いし、安全な手術計画を立てます。
手術に向けた準備
- 禁煙
- 手術前から禁煙していただくことで、血流が改善し、傷の治りが格段に良くなります。
- 喫煙は傷の治癒を遅らせ、合併症のリスクを高めることが知られています。
- 服薬調整
- 血液をサラサラにする薬など、一部の薬は手術前に休止していただく場合があります。
- 必ず医師の指示に従い、自己判断で服用を中断しないようにしてください。
- 体調管理
- 手術前は十分な睡眠をとり、栄養バランスの取れた食事を心がけ、体調を整えることが大切です。
- 健康な状態で手術に臨むことが、良好な回復につながります。
これらの準備をしっかり行うことで、安全かつ効果的な手術へとつながります。手術に対する疑問や不安は、どんな些細なことでもカウンセリング時にお気軽にご質問ください。
W形成術の麻酔と具体的な手術手順
W形成術は、患者さんの痛みを最小限に抑えながら、形成外科専門医の知見に基づき精緻なデザインで行われる手術です。麻酔の種類と手術の具体的な流れについてご説明いたします。
麻酔について
- 局所麻酔
- ほとんどの場合、局所麻酔で行います。
- 手術部位に直接麻酔薬を注射し、痛みを感じない状態にします。
- 注射の際にチクッとした痛みを感じることがありますが、その後は手術中に痛みを感じることはほとんどありません。
- 静脈麻酔の併用
- 痛みに敏感な方や、広範囲の手術の場合には、点滴から麻酔薬を投与し、うとうとと眠ったような状態で手術を受けていただく静脈麻酔を併用することもあります。
- これにより、患者さんはよりリラックスした状態で手術に臨めます。
具体的な手術手順
- デザイン
- 形成外科専門医が、傷跡の形状や周囲の皮膚の弛緩皮膚緊張線(RSTL)を考慮し、W字型の細かなジグザグのデザインを精密に描きます。
- このデザインは、傷跡を周囲の皮膚のしわになじませるために非常に重要です。
- 研究によると、RSTLから30度以上の角度を持つ顔面裂傷は、より目立つ瘢痕を形成しやすいことが分かっています。このRSTLに合わせて手術デザインを調整することで、瘢痕を目立ちにくくすることが示されています。
- 切開
- デザインされた線に沿って、非常に細いメスを用いて丁寧に皮膚を切開します。
- この際、皮膚にかかる張力が特定の方向に集中しないよう、細心の注意を払います。
- 組織の除去と再配置
- 傷跡とその周囲の硬くなった組織を慎重に除去します。
- そして、W字型に切開した皮膚の弁を、互いにかみ合わせるようにして再配置します。
- W形成術では、三角形の皮弁の幾何学的デザインにより、傷跡自体にかかる応力(引っ張られる力)が低く、張力が皮弁の後方要素に分散されるため、より良好な結果が得られることが有限要素法を用いた研究で示されています。
- この生体力学的利点が、W形成術の優れた効果の裏付けとなっています。
- 縫合
- 非常に細い糸を用いて、皮膚の表面と深部を丁寧に縫い合わせます。
- 深部の縫合で皮膚の張力を軽減し、表面は傷跡が目立たないよう細かく縫合する「二重縫合」を行います。
手術時間は、傷跡の大きさや複雑さによって異なりますが、通常30分から1時間程度で終了します。手術中も患者さんの状態を常に確認し、安全を最優先に進めます。
ダウンタイムの期間と経過、症状の詳細
W形成術のダウンタイムとは、手術後の回復期間を指します。個人差はありますが、一般的には以下の経過をたどります。術後の状態を正しく理解しておくことで、不安なく過ごすことができるでしょう。
ダウンタイムの期間と主な症状
- 術後1週間(抜糸まで)
- 腫れと内出血
- 術後2~3日をピークに、手術部位とその周囲に腫れや内出血が現れることがあります。
- 見た目には少し目立つことがありますが、時間の経過とともに徐々に引いていきます。
- 痛み
- 麻酔が切れた後、軽度から中程度の痛みを感じることがあります。
- 処方された鎮痛剤でコントロールできる範囲であることがほとんどです。
- かゆみ
- 傷が治る過程で、軽度のかゆみを感じることがあります。
- テープ保護
- 縫合された傷跡は、感染予防と保護のために医療用テープで覆われます。
- 腫れと内出血
- 抜糸後(術後1週間~1ヶ月)
- 赤み
- 抜糸後も、傷跡はしばらく赤みを帯びています。
- これは新しい皮膚が作られている証拠であり、時間の経過とともに徐々に薄くなっていきます。
- 硬さ
- 傷跡の治癒過程で、一時的に硬くなることがあります。
- これも自然な経過で、通常は数ヶ月かけて柔らかくなります。
- むくみ
- まだ軽いむくみが残っていることもあります。
- 赤み
- 術後1ヶ月~6ヶ月
- 赤みや硬さが徐々に改善し、傷跡が目立ちにくくなっていく時期です。
- 最終的な傷跡の状態は、半年から1年かけて安定します。
仕事や学校への影響
手術部位が顔であるため、腫れや内出血が周囲に気づかれる可能性があります。大切なイベントの予定がある場合は、ダウンタイムを考慮して手術時期を調整することをおすすめします。仕事や学校は、手術内容や個人の回復状況にもよりますが、デスクワークであれば翌日から、外見が気になる場合は1週間程度お休みを取られる方もいらっしゃいます。ご自身の生活スタイルに合わせて、事前に計画を立てておくと安心です。
術後の傷跡ケアと早く綺麗に治すコツ
W形成術後の傷跡を美しく治すためには、術後の丁寧なケアが非常に重要です。形成外科専門医の視点から、効果的な傷跡ケアの方法を詳しくお伝えします。正しいケアを行うことで、傷跡の目立ちにくさが大きく変わってきます。
基本的な傷跡ケア
- 抜糸後のテープ固定
- 抜糸後から約3~6ヶ月間、マイクロポアテープなどの医療用テープで傷跡を固定します。
- これは、傷跡に張力がかかるのを防ぎ、傷跡が幅広く盛り上がるのを抑える効果があります。
- 特に顔面瘢痕は皮膚張力により広がりやすい傾向があるため、張力を軽減するこのケアは重要です。
- 研究によると、W形成術と連続的張力軽減(CTR)技術を組み合わせることで、顔面瘢痕の審美的な外観が著しく改善することが示されており、テープ固定はご自宅で手軽にできる張力軽減ケアの一つです。
- テープは毎日交換し、皮膚の清潔を保ちましょう。
- 紫外線対策
- 傷跡は紫外線の影響を受けやすく、色素沈着を起こしやすい状態です。
- 外出時には、日焼け止めクリームの使用や、帽子、マスクなどで紫外線から傷跡を保護することが重要です。
- 特に、術後早期の色素沈着は、その後の傷跡の目立ち具合に大きく影響します。
- 保湿ケア
- 傷跡周囲の皮膚を乾燥させないよう、保湿クリームなどで優しくケアすることも大切です。
- 乾燥は皮膚のバリア機能を低下させ、傷の治癒を妨げる可能性があります。
- ボツリヌストキシン注射
- 傷跡の周囲にボツリヌストキシン注射を行うことで、傷跡にかかる負担を減らすことができ
- 結果的に傷跡が目立ちにくくなることが期待できます。
早く綺麗に治すためのコツ
- 医師の指示を厳守する
- 処方された軟膏や内服薬がある場合は、指示通りに正しく使用してください。
- 自己判断での中断は、回復を遅らせる原因となります。
- 栄養バランスの取れた食事
- 傷の治癒には、タンパク質やビタミン、ミネラルなど、バランスの取れた栄養が不可欠です。
- 特にビタミンCや亜鉛は、皮膚の再生に重要な役割を果たします。
- 十分な休養
- 体をしっかり休ませることで、回復力が高まります。
- 過度なストレスや疲労は、免疫力を低下させ、傷の治癒を妨げることがあります。
- 刺激を避ける
- 術後の傷跡はデリケートです。
- 摩擦や刺激を避け、優しく扱ってください。
- 特に、衣服や髪の毛が擦れることのないよう注意しましょう。
焦らず、根気強くケアを続けることが、理想的な仕上がりへの近道です。
手術後の日常生活における注意点
W形成術後の日常生活では、傷跡の回復を妨げないよう、いくつか注意すべき点があります。形成外科専門医として、患者さんが安心して過ごせるよう、具体的なアドバイスをお伝えします。
日常生活で特に気をつけること
- 洗顔・入浴・シャワー
- 術後24時間
- 手術部位は出血や皮下血腫を防ぐためガーゼ圧迫固定を行います。これは術後24時間程度行います。
- この間は患部を濡らさないようにしましょう。患部を濡らさないようにすればシャワーは可能です。
- 術後24時間経過後〜抜糸まで
- 傷跡を濡らして洗うことができますが、傷跡をゴシゴシ洗うことは避けてください。
- 入浴は傷が腫れたり、出血する原因になる(血圧が上がるため)ことがあるため避けましょう(シャワーのみとして下さい)
- 抜糸後
- 抜糸後は、優しく洗顔や洗髪が可能です。
- 入浴も問題ありませんが、長時間の入浴や熱いお湯は血行を促進し、腫れが強まる可能性があるため、しばらくは控えめにしましょう。
- 術後24時間
- メイク・スキンケア
- 抜糸まで
- 手術部位へのメイクは控えてください。
- 傷跡の感染や刺激の原因となる可能性があります。
- 抜糸後
- 傷跡を避けてメイクをすることは可能です。傷跡にはテーピングを行うようにして下さい。
- 傷跡を擦るような行為は避けましょう。
- スキンケアも刺激の少ないものを選び、優しく行ってください。
- 抜糸まで
- 運動・飲酒・喫煙
- 飲酒・喫煙
- 喫煙は血流を悪化させ、傷の治りを著しく遅らせるため、術後も可能な限り控えてください。
- 飲酒も血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、しばらくは控えましょう。
- 運動
- 激しい運動は、血圧を上げ、傷跡に負担をかける可能性があるため、術後2週間程度は控えることをおすすめします。
- 軽い散歩程度であれば、体調に合わせて問題ありません。
- 飲酒・喫煙
その他
- 紫外線対策
- 術後の傷跡は、色素沈着を起こしやすいため、日焼け止めや帽子などで紫外線からしっかりと保護してください。
- 傷跡が安定するまでの期間、継続的に行うことが大切です。
- 精神的なサポート
- 傷跡の治療は長期にわたることが多く、心理的なストレスを感じることもあるかもしれません。
- ご家族や周囲の方の理解とサポートを得ることも大切です。
- もし不安なことがあれば、いつでも当院にご相談ください。
W形成術に関するQ&A
W形成術に関して、患者さんからよくいただくご質問とその回答をまとめました。
Q1:W形成術を受ければ、傷跡は完全に消えますか? A1:いいえ、W形成術は傷跡を目立たなくするための手術であり、完全に消滅させることはできません。しかし、周囲の皮膚の色や質感に近づけ、視覚的に気づかれにくい状態を目指します。形成外科専門医が、患者さんの傷跡の特性を見極め、最大限の改善を目指します。
Q2:手術は痛いですか? A2:手術中は局所麻酔を使用しますので、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔の注射の際にチクッとした痛みがありますが、その後は麻酔が効いている間は無痛です。術後は麻酔が切れるとジンジンとした痛みを感じることがありますが、我慢できないほどの痛みではないことがほとんどで、処方する鎮痛剤で十分にコントロールできます。
Q3:手術後の傷跡はどのくらいで落ち着きますか? A3:傷跡の赤みや硬さは、個人差がありますが、一般的には数ヶ月から1年程度かけて徐々に薄くなり、柔らかくなって落ち着いていきます。最終的な仕上がりには、半年から1年ほどの経過観察が必要です。当院では、この期間も患者さんの傷跡の状態を丁寧に診察し、適切なアドバイスを行います。
Q4:W形成術は保険が適用されますか? A4:W形成術は、美容目的の場合には保険適用外の自由診療となることがほとんどです。ただし、機能的な問題(例えば、傷跡による引きつれでまぶたが閉じにくいなど)がある場合や、特定の部位の瘢痕で治療が必要と医師が判断した場合には、保険適用となるケースもあります。詳しくは診察時にご相談ください。
W形成術は、お顔の傷跡の悩みを抱える方にとって、大きな希望となる治療法です。形成外科専門医、美容外科専門医(JSAPS)として、当院では患者さん一人ひとりの傷跡の状態に合わせた最適な治療計画をご提案し、手術前から術後まで一貫して丁寧にサポートいたします。
W形成術の料金は、傷跡の長さによって異なります。当院の料金は、傷跡4cmまで103,940円(税込)、傷跡6cmまで155,910円(税込)、以後2cm毎に+51,970円(税込)となっております。
お顔の傷跡にお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。カウンセリングを通じて、W形成術に関する疑問や不安を解消し、より自信に満ちた毎日を送るための一歩を踏み出しましょう。私たちは、あなたの「気になる」に寄り添い、専門的な知識と技術でサポートいたします。
W形成術の費用、リスク、失敗を避けるクリニック選び
お顔の傷跡は、日々の生活の中でどうしても気になってしまうものです。W形成術を検討されている患者さんにとって、この治療にかかる費用や、どのようなリスクがあるのか、そして何よりも「失敗したらどうしよう」という不安は、非常に大きいことと思います。形成外科専門医、美容外科専門医(JSAPS)として、皆さんの疑問や心配事に寄り添いながら、W形成術を安心して受けていただくために必要な情報をお伝えします。費用体系から起こりうるリスク、そして後悔しないためのクリニック選びのポイントまで、一つ一つ丁寧に解説していきます。
W形成術の費用相場と保険適用について
W形成術の費用は、傷跡の大きさや状態、そして治療を行うクリニックによって大きく異なります。当院では、患者さんの傷跡の長さに応じて料金を設定しています。
具体的な料金は以下の通りです。
| 傷跡の長さ | 費用(税込) |
|---|---|
| 4cmまで | 103,940円 |
| 6cmまで | 155,910円 |
| 6cm以上 | 2cm毎に+51,970円 |
この費用には、カウンセリング料や麻酔代、術後の診察料などが含まれているか、事前にクリニックへ確認することが大切です。予期せぬ追加費用が発生しないよう、総額での提示を求めましょう。
次に、W形成術の保険適用についてです。W形成術は原則として自由診療ですが、一部のケースでは保険が適用される場合があります。美容目的での治療は自由診療となることがほとんどです。
保険適用となる可能性があるケースには、以下のようなものが挙げられます。
- 機能的な障害がある場合
- 傷跡による引きつれが、例えば関節の動きを制限している場合です。
- また、まぶたの開閉を妨げたり、口の動きに影響を与えたりしている場合も該当します。
保険適用となるかどうかは、患者さん一人ひとりの傷跡の状態と医師の診断、そして保険診療の厳密な基準によって判断されます。ご自身の傷跡が保険適用の対象となる可能性について、自己判断せずに、まずは形成外科専門医による診察を受け、詳しく相談することが重要です。
W形成術のリスクと起こりうる合併症
W形成術は、傷跡を目立たなくするための有効な治療法です。しかし、外科手術である以上、いくつかのリスクや合併症が起こる可能性も理解しておく必要があります。形成外科専門医として、患者さんが安心して治療に臨めるよう、考えられるリスクを正直にお伝えします。
主なリスクと合併症には、以下のようなものが挙げられます。
- 感染症
- 手術後に傷口から細菌が侵入し、赤み、腫れ、痛み、膿などの症状が現れることがあります。
- 適切な抗菌薬の投与や処置で対応できます。
- 出血・血腫(けっしゅ)
- 手術中または手術後に皮下に出血が起こり、血の塊が溜まることがあります。
- 小さな血腫は自然に吸収されますが、大きい場合は排出処置が必要になることもあります。
- 瘢痕が目立つ
- W形成術は傷跡修正術ですが、期待したほど目立たなくならなかったり、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)やケロイド(盛り上がった傷跡)になることがあります。
- 特に、W形成術は修正処置のために一定の組織幅を切除する必要があるため、結果として傷跡全体の長さが元の傷跡よりも長くなる傾向があることも理解しておくべき点です。
- 色素沈着(しきそちんちゃく)
- 手術後の炎症や紫外線の影響で、傷跡が一時的に茶色く色素沈着を起こすことがあります。
- 多くの場合は時間とともに薄れていきますが、適切な術後ケアと紫外線対策が非常に大切です。
- 神経損傷
- まれに、手術部位の近くを通る感覚神経が傷つき、一時的または永続的なしびれや感覚鈍麻(鈍くなること)が生じることがあります。
- 非対称
- 特に顔面の傷跡の場合、術後に左右のバランスがわずかに非対称になる可能性もゼロではありません。
- 形成外科医は極力左右対称となるよう細心の注意を払います。
- 特定の部位での適用困難
- W形成術は優れた技術ですが、唇の縁や眼瞼(まぶた)の縁に平行な傷跡など、機能的に重要な部位や非常にデリケートな部位の傷跡に対しては、適用が難しい場合があります。
- これらの部位では、他の修正方法が推奨されることがあります。
ただし、W形成術は、小さな三角形の要素に分割した傷跡の縁を回転や転位なしに進展・嵌合させる切除的修正技術です。この特性から、皮弁(皮膚の組織片)を回転させたり移動させたりする他の形成術と比較して、皮弁壊死などの合併症のリスクが非常に低いという利点があります。また、毛髪の生え際などにある傷跡の場合でも、毛髪線などの歪みが生じるリスクを最小限に抑えることができます。
これらのリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な形成外科専門医のもとで、適切な診断と丁寧な手術を受けることが非常に重要です。また、術後の指示をしっかり守り、丁寧な傷跡ケアを行うことも合併症を防ぐ上で欠かせません。
失敗事例から学ぶ!後悔しないための対策
「W形成術で失敗したくない」という思いは、当然のことです。ここでいう「失敗」とは、患者さんが期待していた効果が得られなかったり、かえって傷跡が目立ってしまったり、合併症が生じて満足のいく結果とならなかった場合を指すことが多いでしょう。形成外科専門医として、W形成術で後悔しないための重要な対策を具体的にお伝えします。
W形成術で後悔しないための対策リスト
- 治療の限界を正確に理解しましょう
- W形成術は、傷跡を目立たなくする治療であり、完全に傷跡を消し去ることはできません。
- 術前に医師と十分に話し合い、どこまで改善が見込めるのか、治療の限界を正確に理解しておくことが大切です。
- 「完全に消える」という過度な期待は、後悔につながる可能性があります。
- 適切な医師とクリニックを選びましょう
- W形成術は、形成外科医としての高度な知識と技術、そして美的センスが特に求められる手術です。
- 特に、傷跡の解剖学的部位の輪郭や皮膚の弛緩皮膚張力線(RSTL)の明確さに基づいた、正確な手術設計は最適な治療結果と患者さんの満足度を最大化するための鍵となります。
- 経験豊富な形成外科専門医が在籍し、W形成術の実績が豊富なクリニックを選ぶことが、後悔しないための最も重要なポイントの一つです。
- 事前のシミュレーションと情報共有を徹底しましょう
- カウンセリングの際に、術後の傷跡がどのように変化するか、シミュレーション写真や症例写真を見せてもらうと良いでしょう。
- ご自身の希望や不安を医師にしっかりと伝え、疑問点を全て解消しておくことも重要です。
- 遠慮せずに、納得いくまで質問をしましょう。
- 術後のケアを徹底しましょう
- 手術後の傷跡ケアは、治療結果を左右する重要な要素です。
- 医師からの指示(患部の保護、安静、軟膏の塗布、テープ固定など)を正確に守りましょう。
- 定期的な通院で経過を診てもらうことも非常に大切です。
- 長期的な視点を持ちましょう
- 傷跡の治癒には時間がかかります。
- 術後すぐに最終的な結果が出るわけではないため、焦らず、医師の指示に従いながら長期的な視点で治療に取り組む姿勢も必要です。
- 傷跡は、半年から1年をかけてゆっくりと落ち着いていきます。
これらの対策を講じることで、「失敗した」と感じる可能性を大幅に減らし、W形成術で満足のいく結果に近づけることができるでしょう。
信頼できるクリニック選びの5つのポイント
W形成術を受ける上で、どのクリニックを選ぶかは非常に重要です。形成外科専門医として、患者さんが安心して治療を受けられる、信頼できるクリニックを見つけるために、以下の5つのポイントを参考にしてください。
- 形成外科専門医が在籍しているかを確認しましょう
- W形成術は、皮膚の構造や傷跡の治癒過程に関する深い知識が不可欠な形成外科の専門分野です。
- 日本専門医機構認定の形成外科専門医資格を持つ医師が在籍しているクリニックを選びましょう。
- さらに、美容外科専門医(JSAPS)の資格も、より高度な美的センスと専門知識を持つ医師であることの証となります。
- これらの専門医は、顔の解剖学的な特徴や皮膚の弛緩皮膚張力線(RSTL)を正確に理解しています。
- 傷跡の解剖学的部位に応じて、二等辺/正三角形のW形成術や不等辺三角形のW形成術といった部位特異的な設計を適切に選択できる知識と技術を持っています。
- カウンセリングが丁寧で分かりやすいかを確認しましょう
- 治療内容、期待できる効果、考えられるリスク、費用などについて、患者さんの疑問や不安に寄り添い、時間をかけて丁寧に説明してくれるクリニックを選びましょう。
- 患者さんが十分に納得した上で治療に進めるよう、質問しやすい雰囲気であることも重要です。
- 一方的に話を進めるのではなく、患者さんの話をしっかりと聞いてくれる姿勢があるかを見極めましょう。
- 症例写真や実績が豊富かを確認しましょう
- 多くのW形成術の症例を手がけているクリニックは、それだけ経験とノウハウが蓄積されています。
- クリニックのウェブサイトやSNSで、Before/Afterの症例写真が公開されているかを確認しましょう。
- ご自身の傷跡と似た改善例があるかを見てみるのも良い方法です。
- ただし、症例写真の提示には医療広告ガイドラインの厳格な規定があるため、説明をよく聞きましょう。
- アフターケア体制が充実しているかを確認しましょう
- 術後の傷跡ケアは、治療結果を左右する大切なプロセスです。
- 術後の定期検診や、万が一合併症が起こった場合の対応など、アフターケア体制がしっかり整っているかを確認しましょう。
- 術後のケアに関する具体的な説明があるクリニックは信頼できます。
- 長期的なフォローアップがあるかどうかも大切なポイントです。
- 費用体系が明確であるかを確認しましょう
- 治療にかかる総費用が明確に提示され、追加料金が発生する可能性についても事前に説明があるクリニックを選びましょう。
- 不明瞭な料金体系のクリニックは避けるべきです。
- 当院のように、傷跡の長さごとに料金を明示しているクリニックは、安心して相談できる目安となります。
これらのポイントを参考に、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することをおすすめします。ご自身が「ここなら任せられる」と思えるクリニックを見つけましょう。
専門医によるカウンセリングで確認すべきこと
W形成術のカウンセリングは、ご自身の傷跡の悩みを解決するための第一歩です。この大切な機会を最大限に活かすために、形成外科専門医とのカウンセリングで確認すべき点をまとめました。ぜひチェックリストとして活用し、疑問や不安を解消してから治療に臨んでください。
カウンセリングで確認すべきことチェックリスト
- ご自身の傷跡の状態とW形成術の適応について
- W形成術がご自身の傷跡に最も適した治療法なのかを確認しましょう。
- 期待できる効果はどの程度か、治療の限界はどこかを具体的に尋ねましょう。
- 他の治療法(Z形成術、単純切除縫合、レーザー治療など)と比較した場合のメリット・デメリットも聞いてみましょう。
- 手術の具体的な計画とデザイン
- どのようなデザインで切開するのか、医師から説明があるか確認しましょう。
- 特に、部位ごとの弛緩皮膚張力線(RSTL)に合わせた設計について、専門医としての見解を尋ねてみましょう。
- 手術時間や麻酔の種類、痛みへの配慮についても確認しましょう。
- 手術後の傷跡の見た目がどのように変化するか、シミュレーションや症例写真で確認できるか尋ねてみましょう。
- 費用と支払い方法
- 総費用はいくらになるのか(麻酔代、薬代、アフターケア代など全て含む)明確に確認しましょう。
- 保険適用は可能か、その条件についても詳しく聞きましょう。
- 支払い方法(現金、クレジットカード、医療ローンなど)の種類も確認しておきましょう。
- リスクと起こりうる合併症、そしてその対策
- どのようなリスクや合併症が考えられるかを具体的に尋ねましょう。
- 万が一発生した場合の対応や費用はどうなるのか、確認しておきましょう。
- リスクを避けるために、患者さん自身が注意すべき点も教えてもらいましょう。
- ダウンタイムと術後のケア
- ダウンタイムの期間や経過、具体的な症状について説明を受けましょう。
- 抜糸の時期や、抜糸後のケア方法(テープ固定、マッサージなど)を詳しく聞き、実践できるか確認しましょう。
- 仕事や日常生活への復帰時期の目安はどのくらいか、尋ねてみましょう。
- メイクや洗顔、入浴はいつから可能か、具体的に確認しましょう。
- 長期的な傷跡ケアについて、具体的なアドバイスや指導があるかも確認しましょう。
- 医師の経験と実績
- 担当する医師の形成外科専門医としての経験や、W形成術の症例数を尋ねてみましょう。
- 医師の専門分野や得意な治療についても質問してみましょう。
- もし合併症が起きた場合、担当医以外にも対応できる医師はいるのかも確認しておくと安心です。
これらの点を事前にリストアップし、カウンセリングの際に医師に質問することで、より具体的な情報を得ることができます。患者さんご自身が納得し、安心して治療に臨むためにも、疑問や不安は全て解消しておきましょう。
当院では、形成外科専門医、美容外科専門医(JSAPS)が患者さん一人ひとりの傷跡の状態を丁寧に診察し、W形成術を含む最適な治療計画をご提案いたします。W形成術は、確立された有効な傷跡修正技術であり、解剖学的部位の輪郭と弛緩皮膚張力線(RSTL)の明確さに基づく正確な設計が、最適な治療結果と患者満足度を最大化する鍵となります。私たちはこの原則に基づき、患者さんのご希望に寄り添い、最善を尽くします。
お顔の傷跡にお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。カウンセリングを通じて、W形成術に関する疑問や不安を解消し、より自信に満ちた毎日を送るための一歩を踏み出しましょう。私たちは、あなたの「気になる」に寄り添い、専門的な知識と技術でサポートいたします。
まとめ
お顔の傷跡は、心に深く残ることがありますよね。W形成術は、このお悩みに寄り添い、緻密な形成外科の技術で傷跡を周囲の皮膚になじませ、目立ちにくくするための有効な選択肢です。傷跡が完全に消えるわけではありませんが、その見た目を大きく改善し、自信を取り戻すお手伝いができます。大切なのは、あなたに合った最適な治療法を見つけることです。
もしW形成術にご興味をお持ちでしたら、まずは形成外科専門医による丁寧なカウンセリングを受けてみませんか?疑問や不安を解消し、より自信を持って毎日を過ごすための一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。まずはお気軽にご相談くださいね。
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参考文献
- Luan Q, Ma Z, Zhuang H, Tang H, Li L. Using super tension-relieving suture technique combined with W-plasty for facial scar repair: a retrospective comparative study. BMC Surgery.
- Min JH, Park KH, Choi HL, Park JS, Lee JH, Kim H, Lee BK, Lee DH, Lee TG. Usefulness of direct W-plasty application to wound debridement for minimizing scar formation in the ED. PubMed.
- Wang D, Ding J, Jiang Y, Liu Y, Chen B. Continuous tension reduction technique in facial scar management: A comparison of W-plasty and straight-line closure on aesthetic effects in Asian patients.
- Papadakis M, Manios G, Zacharopoulos G, Manios A, Koumaki D. Biomechanical explanation of W-plasty effectiveness using a finite element method approach. Scientific Reports.
- Goutos I. W-plasty in Scar Revision: Geometrical Considerations and Suggestions for Site-specific Design Modifications