名古屋市「新瑞橋」美容外科・美容皮膚科・形成外科・一般皮膚科

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消費者が変える未来:あふの輪で始める新常識

ニュースで頻繁に目にする「SDGs」。しかし、この国際目標に、私たちの食卓を脅かす”見過ごされた危機”が潜んでいることをご存知でしょうか。実はSDGsでは、水や健康は誰もが持つべき「権利」と明記されているにもかかわらず、生命に不可欠なはずの「食料への権利」は保障されていません。

この国際的な合意の”すきま”が、食の安全を脅かし、将来の野菜の栄養価を低下させる可能性すらあるのです。この記事では、私たち消費者が日々の選択を通じて、この危機に立ち向かうための新常識「あふの輪」について、その重要性と具体的なアクションを解説します。

見過ごされる食の危機 「あふの輪」が問い直すSDGsの盲点

ニュースや広告で「持続可能な開発目標(SDGs)」という言葉を目にする機会が当たり前になりました。貧困や環境問題の解決を目指す世界共通の目標として、多くの方がご存知でしょう。しかし、私たちの命と健康に直結する「食」に関して、このSDGsに重大な視点が抜け落ちているとしたら、どう思われますか。

農林水産省などが推進する「あふの輪」プロジェクトは、この見過ごされがちな食の危機に光を当てます。そして、私たち一人ひとりの日々の選択が、自分自身の健康と未来の社会を変える力を持つことを教えてくれます。医師として、健康の土台は日々の食事にあると常々感じていますが、その食事が今、世界的な課題に直面しているのです。

見過ごされる食の危機 「あふの輪」が問い直すSDGsの盲点
見過ごされる食の危機 「あふの輪」が問い直すSDGsの盲点

SDGsが保障しない「食料への権利」という現実

SDGsでは、清潔な水や教育、健康などは、誰もが生まれながらに持つ「権利」として保障されるべきだと明記されています。しかし、人が生きていく上で不可欠なはずの「食料への権利」は、同じようには扱われていません。これは国際的な合意の中で、見過ごすことのできない大きな問題点です。

なぜなら、SDGsの計画は「食料は市場メカニズム、つまり経済活動の中で自然に供給されるものだ」という前提に立っているからです。しかし、市場経済の中では、時に利益が優先されます。その結果、お金を払える人しか安全で栄養のある食料を手に入れられない、という事態が起こりうるのです。

権利の種類SDGsにおける扱い背景にある考え方
水へのアクセス普遍的な人権として明記生命維持に不可欠な公共財
健康へのアクセス普遍的な人権として明記すべての人が享受すべき基本的人権
教育へのアクセス普遍的な人権として明記機会の平等を保障する基本的人権
食料への権利人権として明記されていない市場メカニズムで供給される商品

SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」という理念と、この現実は明らかに矛盾しています。「あふの輪」は、このような国際目標の”すきま”を、私たちの消費行動で埋めようという試みです。誰もが安心して食料を得られる社会を、他人任せにするのではなく、私たち自身の手で支えるための活動なのです。

市場メカニズムだけでは救えない?持続可能な生産が不可欠な理由

市場の仕組みだけに食料の供給を任せると、私たちの健康を脅かす問題が生じる可能性があります。最も大きな問題は、短期的な利益を追求するあまり、「持続可能性」という視点が失われがちになることです。

具体的には、以下のような状況が考えられます。

  • 過度な価格競争と健康リスク

    少しでも安く販売するため、生産者は無理なコスト削減を迫られます。その結果、土壌を休ませずに農薬を多用したり、劣悪な環境で家畜を飼育したりすることにつながりかねません。これは、食の安全性を損なうだけでなく、私たちの健康に直接的なリスクをもたらす可能性があります。

  • 環境負荷の増大と未来の食卓

    安価な原材料を求めて遠い国から食料を大量輸送すれば、多くの二酸化炭素が排出されます。また、森林を伐採して農地を拡大する行為は、自然環境を破壊します。こうした環境への負荷は、気候変動を加速させ、将来の食料生産そのものを不安定にさせるのです。

  • 生産者の疲弊と食料安全保障の危機

    生産者が適正な価格で農産物を買い取ってもらえなければ、生活を維持できず、廃業に追い込まれてしまいます。その結果、日本の大切な食料を生み出す担い手がいなくなり、食料の安定供給が脅かされるかもしれません。

「あふの輪」プロジェクトは、こうした市場の仕組みの弱点を補うために生まれました。環境や社会に配慮した生産物を選ぶ行動こそが、持続可能な生産を支え、未来の食と健康を守るための力強いメッセージとなるのです。

日本の食料自給率と「あふの輪」の知られざる関係

「日本の食料自給率は低い」と聞いたことがある方は多いでしょう。現在、カロリーベースで4割を下回っており、多くの食料を海外からの輸入に頼っています。この食料自給率の問題と「あふの輪」は、実は深く関係しています。

例えば、スーパーで売られている卵を考えてみましょう。多くの鶏は、飼料として輸入されたトウモロコシを食べて育ちます。しかし、もし国内で収穫されたお米を飼料として育てた鶏の卵があればどうでしょうか。

  • 輸入飼料に頼る場合

    国際情勢の変動や輸送コストの高騰などの影響を受けやすく、価格や供給が不安定になるリスクがあります。

  • 国産飼料(お米など)を使う場合

    国内の農業を活性化させ、食料の安定供給につながります。また、輸送にかかる環境負荷も減らせます。

私たちの食生活は、知らず知らずのうちに海外の資源に大きく依存しているのです。「あふの輪」は、国産の資源を活用し、地域の環境に合った循環型の生産に取り組む生産者を応援する目印です。私たちが「あふの輪」マークのついた商品を選ぶことは、日本の食の未来を考え、食料自給率の向上に間接的に貢献することにもつながるのです。

私たちの消費が生産者の生活を支える国際的な意味

私たちの買い物は、日本国内だけでなく、世界の生産者の生活にも大きな影響を与えています。スーパーで「MSC認証(海のエコラベル)」や「フェアトレード」といったマークを見かけたことはありませんか。これらは、環境や生産者の人権に配慮した商品であることを示しています。

こうした商品を選ぶ行動は、「エシカル(倫理的)消費」と呼ばれます。単に物を買うだけでなく、その背景にある人や社会、環境にまで思いを馳せる消費のあり方です。 「あふの輪」も、このエシカル消費の一つです。当院でも、スタッフ用のコーヒーをフェアトレード製品に切り替えるなど、日々の選択が世界の誰かの生活に繋がっていることを意識する小さな取り組みを始めています。

当院では、小規模なクリニックでも続けられる「小さな輪」を大切にしています。

  • スタッフ間の情報共有

    月に一度、「今月の肌と食」といったテーマで、抗酸化作用のある食品や腸内環境について短い共有会を開いています。

  • 環境と身体に良い選択

    スタッフルームのおやつは個包装を減らし、国産原料の飲み物やフルーツ、ナッツを中心に。「環境に良い選択は、身体にも良い」ことをスタッフ自身が体感しています。

  • 患者さんへの自然な提案

    待合室に「肌と環境を考える当院の取り組み」を小さく掲示したり、カウンセリングで「食事や生活も一緒に整えると、治療の結果が安定しやすいですよ」と、そっとお伝えしたりしています。

一つひとつの選択は小さくても、多くの人が意識することで、生産者の生活を支え、より良い社会を築く大きな力となります。まずはできることから、一緒に始めてみませんか。

食卓に迫る環境リスク 持続可能な選択が健康を守る

毎日口にする食べものが、私たちの健康だけでなく地球環境とも深くつながっていることはご存知でしょうか。実は、環境問題が食卓に直接的なリスクをもたらすことがあります。しかし、心配するだけではありません。私たちの日々の選択が、自分自身と大切な家族の健康、そして未来の地球を守る力になります。ここでは、食にまつわる環境リスクと、持続可能な選択がいかに私たちの健康を守るかについて、一緒に考えていきましょう。

食卓に迫る環境リスク 持続可能な選択が健康を守る
食卓に迫る環境リスク 持続可能な選択が健康を守る

マイクロプラスチック汚染は他人事ではない 海産物と食塩からの警告

近年、「マイクロプラスチック」という言葉を耳にする機会が増えました。これは紫外線や波の力で細かく砕かれた、目に見えないほど小さなプラスチックの粒子のことです。このプラスチックが海を汚染し、私たちの食卓にも入り込んでいる可能性が指摘されています。

ある研究では、インドで消費される塩漬け魚や市販の海塩から、世界平均と比べて著しく高い濃度のマイクロプラスチックが検出されました。見つかったプラスチックの多くは、250マイクロメートル(0.25ミリ)未満の破片や繊維で、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリスチレン(PS)といった種類のものでした。

マイクロプラスチック汚染の現状

  • 発生源

    ペットボトルやレジ袋などのプラスチックごみが、自然環境で細かく砕かれて発生します。

  • 汚染経路

    海に流れ込んだマイクロプラスチックを、魚などの海洋生物がエサと間違えて食べてしまいます。その生物を私たちが食べることで、間接的に体内に取り込んでしまう可能性があります。また、海水から作られる食塩にも含まれることが分かっています。

  • 健康への懸念

    人間の健康への長期的な影響はまだ研究段階です。しかし、食品の安全性を脅かす新たな問題として世界的に注目されています。

この問題は、遠い国の話ではありません。海は世界とつながっており、日本で消費される海産物や食塩も例外ではないのです。プラスチックごみを減らすライフスタイルを心がけることが、巡り巡って私たちの食の安全を守ることにつながります。

現代の食料システムが招く感染症と薬剤耐性のリスク

私たちが毎日食べているものが、どのように作られ、運ばれてくるのか。この一連の流れを「食料システム」と呼びます。現代の食料システムは、効率的にたくさんの食料を生産できる一方で、私たちの健康を脅かす新たなリスクを生み出している面もあるのです。特に医師として懸念しているのが、感染症と「薬剤耐性菌」の問題です。

現代の食料システムが抱える課題健康へのリスク
家畜の過密な飼育環境動物から人へうつる感染症(人獣共通感染症)が発生・拡大しやすくなる可能性があります。
抗生物質の多用病気の予防や成長促進のために家畜へ抗生物質を使いすぎることで、その薬が効かない「薬剤耐性菌」が生まれやすくなります。
グローバルな食料輸送食品が病原菌に汚染されていた場合、世界中に短時間で広がる可能性があります。

薬剤耐性菌は、これまで効いていた抗生物質が効かなくなるため、感染症の治療が非常に難しくなるという深刻な問題です。食料生産の現場で生まれた耐性菌が、食品や環境を通じて人の体内に入ることが心配されています。公衆衛生の観点からも、食料システム全体を見直す必要性が高まっているのです。

気候変動が野菜や果物の栄養価を下げる?未来の食卓への影響

地球温暖化に代表される気候変動は、異常気象だけでなく、私たちが食べる農作物の「質」にも影響を与える可能性が指摘されています。特に、野菜や果物の栄養価が将来的に低下するかもしれない、という研究結果は大きな課題です。

気候変動が野菜や果物の栄養に与える影響として、主に次の2点が考えられています。

  1. 収穫量の減少

    干ばつや豪雨などの異常気象は、作物の生育を妨げ、収穫量を不安定にします。これにより、新鮮な野菜や果物を安定して手に入れることが難しくなる可能性があります。

  2. 栄養品質の低下

    大気中の二酸化炭素濃度が高くなると、植物の光合成の仕組みが変化します。その結果、作物に含まれるタンパク質や亜鉛、鉄といった重要なミネラルの含有量が減少する可能性が報告されているのです。

つまり、同じ量の野菜を食べても、昔より栄養が摂りにくくなるかもしれません。これは、成長期の子どもたちや、健康維持が大切な高齢者の栄養状態に影響を及ぼす可能性があります。栄養豊かな食べものを未来の世代に残すためにも、環境に配慮した食料システムへの転換が急がれています。

「あふの輪」が目指す食の安全と公衆衛生への貢献

マイクロプラスチック、感染症リスク、栄養価低下といった問題は、すべて私たちの食の安全や健康に直結しています。こうした課題に対し、私たち消費者ができることの一つが、「あふの輪」プロジェクトのような、持続可能な生産と消費を応援する取り組みへの参加です。

「あふの輪」を選ぶことが、健康を守ることにつながる理由は明確です。

  • 環境負荷の軽減

    環境に配慮した農業や漁業を応援することで、マイクロプラスチックの原因となるごみ削減や、気候変動の緩和に貢献します。

  • 薬剤耐性リスクの低減

    動物や環境の健康を大切にする生産者を支えることは、抗生物質の過剰な使用を減らし、薬剤耐性菌の発生リスクを抑えます。

  • 食の安全と質の向上

    健康な土壌で育った栄養価の高い作物を守り、未来の食卓を豊かにすることを目指します。

当院でも「あふの輪」の考えに共感し、クリニックとしてできる「小さな輪」を広げる活動を始めています。例えば、スタッフ間で月に一度「食と肌」をテーマに情報共有したり、待合室に当院の取り組みを小さく掲示したりしています。カウンセリングの際も、「食事や生活も整えると、治療の結果が安定しやすいですよ」と、そっとお伝えすることがあります。日々の買い物で「あふの輪」や有機JASマークといった目印を探すことは、未来の食の安全と公衆衛生に貢献する、私たち一人ひとりができる大切な一歩なのです。

テクノロジーで拓く未来 クライメートスマート農業と消費者の役割

地球環境の変化は、私たちの食卓にも少しずつ影響を与えています。しかし、未来を悲観する必要はありません。新しい技術と、私たち一人ひとりの意識が、豊かで持続可能な食の未来を切り拓く力になるからです。最新の農業技術は気候変動に立ち向かい、私たちの消費行動はそれを力強く後押しします。ここでは、テクノロジーと私たちの役割がどのように未来を創っていくのか、一緒に見ていきましょう。

テクノロジーで拓く未来 クライメートスマート農業と消費者の役割
テクノロジーで拓く未来 クライメートスマート農業と消費者の役割

気候変動に負けない農業技術「クライメートスマート農業」とは

「クライメートスマート農業」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。これは、気候変動という大きな課題に対応しながら、将来にわたって安定的に食料を生産していくための、新しい農業の考え方です。主に3つの目標を同時に達成することを目指しています。

  1. 生産性の向上

    食料を安定して確保し、農家の収入を向上させます。

  2. 気候変動への適応

    干ばつや高温といった異常気象に強い農業を実現します。

  3. 温室効果ガスの削減

    農業の過程で出る温室効果ガスをできるだけ減らします。

この実現のために、最先端の科学技術が活用されています。例えば、気候変動による乾燥や土壌の塩分濃度の上昇は、作物の生育にとって大きなストレスです。これを専門的には「非生物的ストレス」と呼びます。

最新の研究では、植物が本来持つ力を引き出すことで、このストレスに立ち向かおうというアプローチが注目されています。実は、人が眠りを促すホルモンとして知られる「メラトニン」が、植物のストレスへの抵抗力を高める働きを持つことが分かってきました。

このような基礎研究の知見と、遺伝子レベルでの解析技術などを組み合わせることで、気候変動に負けない新しい作物の開発が進められています。未来の食卓を守るための技術革新は、着実に進んでいるのです。

食品ロス削減が地球を救う 日本の事例から学ぶ消費者アクション

世界では多くの食料が生産される一方で、その多くが食べられることなく捨てられる「食品ロス」が大きな問題になっています。食品ロスを減らすことは、環境への負担を減らし、限りある資源を大切に使うことに直結します。私たちの日々の買い物や生活の中でできることは、実はたくさんあります。

【今日からできる消費者アクション・チェックリスト】

  • ☐ 見た目にこだわらない選択をする

    少し形が不揃いだったり、色が均一でなかったりする野菜や果物も、味や栄養は変わりません。こうした規格外品を積極的に選ぶことで、生産現場での廃棄を減らし、農家の方の努力を支えることができます。

  • ☐ 必要な分だけ計画的に購入する

    買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認し、使い切れる量だけ購入する習慣をつけましょう。食材の使い残しを防ぐ、シンプルで効果的な方法です。

  • ☐ 「てまえどり」を心がける

    スーパーなどでは、商品棚の手前にある販売期限が近い商品から選ぶようにしましょう。お店の廃棄を減らすことにつながる、簡単な協力です。

  • ☐ 食材をまるごと使い切る工夫をする

    野菜の皮や芯には、食物繊維や抗酸化物質などの栄養が豊富に含まれていることがあります。スープの出汁にしたり、きんぴらにしたりと、工夫次第でおいしく健康的に食べられます。

一つひとつの小さな行動が積み重なることで、地球全体の環境を守る大きな力となります。

生産現場のイノベーションを支える「あふの輪」マークの意味

お店で「あふの輪」というロゴマークがついた商品を見かけたことはありますか。このマークは、環境や社会に配慮した持続可能な方法で作られた商品であることの目印です。そして、このマークには、生産現場の新しい挑戦、つまり「イノベーション」を応援するという大切な意味が込められています。

例えば、先ほどご紹介した「クライメートスマート農業」のような新しい技術開発に取り組む農家の方々。あるいは、牛のふんや収穫後のもみ殻などを良質な肥料として再利用する「循環型農業」を実践している方々。こうした取り組みは、土壌を豊かにしながら地球温暖化の防止にも貢献します。

しかし、生産者の皆さんのこのような努力は、すぐには目に見えにくいものです。私たちが「あふの輪」マークのついた商品を選ぶという行動は、こうした未来のための挑戦をしている生産者の方々への直接的なエールとなります。消費者の選択が、生産者の意欲を高め、より良い社会に向けたイノベーションを後押しするのです。「あふの輪」は、作る人と食べる人が手を取り合って、持続可能な未来を共創するための大切な「輪」なのです。

選ぶ責任から創る責任へ 新しい消費者像の提案

これまでの消費は、棚に並んだ商品の中から「より良いものを選ぶ」ことが中心だったかもしれません。しかしこれからは、私たち消費者がより積極的に「未来を創る」役割を担う時代です。商品を選ぶだけでなく、さまざまな形で社会に参加し、変化を生み出していくことが求められています。

当院でも、スタッフが主体となり「小さなあふの輪」を広げる活動を始めています。

  • 知る・伝える

    月に一度、「今月の肌と食」というテーマで、抗酸化作用のある食品などについて10分ほど共有する場を設けています。

  • 応援する・実践する

    スタッフルームのおやつは個包装を減らし、国産原料の飲み物やフェアトレードのコーヒー、フルーツなどを中心にしています。「環境にいいことは、身体にもいい」という気づきを、スタッフ自身が日々体感しています。

  • 参加する・輪を広げる

    待合室に院内の環境配慮への取り組みを小さく掲示したり、カウンセリングの中で「食事や生活も一緒に整えると、治療の結果が安定しやすいですよ」と、そっとお伝えしたりしています。

大切なのは、大きな会議にするのではなく、雑談ベースで楽しみながら続けることです。担当者を決めず「気づいた人がやる」という緩やかなルールも、小規模な組織で継続するコツです。一人ひとり、一つの組織ができることから始めることが、未来を「創る」確かな一歩となるのです。

まとめ

今回は、私たちの食卓が地球環境や世界の課題と深く繋がっていること、そして「あふの輪」がその解決の鍵となることをお伝えしました。

マイクロプラスチックや気候変動による栄養価の低下など、食をめぐる問題は少し難しく感じるかもしれません。しかし、大切なのは、私たち一人ひとりの日々の選択が、未来を「創る」力を持っているということです。

環境や社会、生産者の努力に配慮した商品を選ぶことは、巡り巡って私たち自身の健康と安全な食卓を守ることに繋がります。

まずはスーパーで「あふの輪」のマークを探すことから始めてみませんか。その小さな行動が、持続可能な未来へと繋がる大きな輪の第一歩になります。

参考文献

  1. Raza A, Li Y, Charagh S, Guo C, Zhao M, Hu Z. Melatonin-enabled omics: understanding plant responses to single and combined abiotic stresses for climate-smart agriculture. GM crops & food 17, no. 1 (2026): 2614130

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