乳房形成

豊胸は、胸のサイズや形を理想に近づけるための美容医療手術です。ボリュームを足したい、左右差をそろえたい、授乳後に失ったハリを取り戻したいといった多様な悩みを解決します。

脂肪注入豊胸・シリコンバック豊胸があり、仕上がりの希望や生活スタイルに合わせて選べます。熟練した医師が丁寧なカウンセリングを行い、自然で美しいバストへ導きます。

脂肪注入豊胸は、吸引した自分の脂肪を胸に移すため、バストアップと部分痩せを同時にかなえる方法です。注入後の胸は動いても寝ても自然な柔らかさで触感も本物の乳房とほとんど変わりません。

レントゲン検査や乳がん検診、授乳も通常通り受けられ、傷跡もほとんど目立たない点が魅力です。定着した脂肪は長く残るため交換などのメンテナンスが要らず、効果はほぼ半永久的に続きます。

シリコンバッグ豊胸は、胸の下や脇のしわに沿って3～4cmほど切開し、そこから人工乳腺バッグを挿入してバストボリュームを大きくする方法です。バッグはバッグ表面が滑らかなスムースタイプや凹凸のあるテクスチャードタイプなど複数の素材・形状があり、希望のサイズ感や体型、触り心地に合わせて選択できます。
バッグを大胸筋下や乳腺下など適切な層に入れることで、自然な柔らかさと美しい谷間を実現しやすいです。痩せ型でもしっかりバストアップしたい方、半永久的なボリューム維持を望む方に向いています。

乳房吊り上げ術は、授乳や加齢で下がったバストを、余分な皮膚を取り除き乳腺と乳頭を高い位置へ固定することで、張りと谷間を取り戻す手術です。
切開は乳輪周囲や縦線など目立ちにくい場所を選び、静脈麻酔下で約2時間で終了します。下垂度に合わせて皮膚の切除量や縫合ラインを調整するため、仕上がりが平板にならず自然な丸みを再現できます。

通常、乳房は左右一対ですが、生まれつき余分な乳房が生じる場合を多乳房症と呼び、余剰の乳房を副乳といいます。月経時にしこりや痛みが強くなるケースもあり、まれに悪性腫瘍が起こる場合もあります。

副乳除去は副乳を除去し、見た目や痛みなどの症状が出たりする施術です。