名古屋市「新瑞橋」美容外科・美容皮膚科・形成外科・一般皮膚科

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【医師監修】PRPにbFGFを混ぜることの危険性〜注射で起こる副作用としこりの真相リスク〜【湘南美容も撤退】

PRP療法を検討する中で、bFGF添加によるしこりなどのリスクを聞き、不安を感じていませんか。「再生医療」という言葉に惹かれる一方、大手クリニックが中止した事実もあり、本当に安全なのか見極めが難しいと感じるかもしれません。

この記事では、なぜbFGF添加PRPが危険とされるのか、その医学的根拠を医師監修のもとで解説します。日本美容外科学会の見解も踏まえつつ、安全なクリニックを見分ける方法から、万が一トラブルが起きた際の対処法まで詳しく紹介します。

本記事を読めば、広告に惑わされず、ご自身の身を守るための客観的な判断基準がわかります。後悔しない選択をするために、ぜひ最後までお役立てください。

なぜ今も存在する?「bFGF添加PRP」を行うクリニックの見分け方

bFGFを添加したPRP療法を行うクリニックが存在する背景には、美容医療の多くが国の承認を必要としない「自由診療」であるという現状があります。

自由診療の枠組みでは、効果や安全性に関する十分な科学的根拠(エビデンス)が不足していても、各クリニックの裁量で治療を提供できてしまうのです。

特にbFGF添加PRPは、しこりや硬結といったトラブルが多数報告されているにもかかわらず、「効果が高い」と謳うことで集客しやすいため、一部のクリニックで提供が続いています。これは、患者さんの安全よりも商業的な利益が優先されがちな「過度な商業主義」の一面ともいえます

このような状況だからこそ、ご自身の身を守るためには、患者さん自身がリスクを正しく理解し、クリニックを慎重に見極める力を持つことが何よりも重要です。

安全なPRPと危険なPRPをウェブサイトで見分ける3つのポイント

クリニックのウェブサイトを確認するだけで、リスクの高いbFGF添加PRPを見分けるヒントが得られます。特に注目すべき3つのポイントを以下に整理します。

チェック項目確認すべき内容なぜ重要なのか
1. 成長因子の「添加」・「成長因子をプラス」「高濃度成長因子」
・「プレミアムPRP」などの特別な名称
・bFGF(線維芽細胞増殖因子)という具体的な薬剤名
本来のPRP療法はご自身の血液成分のみを使用します。「添加」という言葉は、外部からbFGFなどの人工物を加えているサインであり、しこりの原因となる可能性があります。
2. 「再生医療等提供計画」の届出番号・ウェブサイト上に厚生労働省への届出番号が明記されているか国の定めた安全基準のもとで再生医療を行うクリニックは、治療計画を国に届け出ています。番号の記載は、クリニックが安全性確保に取り組む姿勢を示す一つの目安になります。
3. リスク説明の誠実さ・メリットだけでなく、しこりや硬結、予期せぬ膨らみなどのリスクが具体的に記載されているかbFGF添加には、薬剤特性による過剰な組織増殖のリスクが伴います。良い点ばかりを強調し、こうした重大なリスクの説明が不十分な場合は注意が必要です。

「再生医療」という言葉の裏に隠されたリスク

「再生医療」と聞くと、最先端で安全なイメージを持つかもしれませんが、bFGFを添加する方法は全く異なります。これは、bFGFという薬剤の特性による「コントロール不能な組織増殖」という大きなリスクをはらんでいるためです。

bFGFは、本来、体の傷を治すために細胞を爆発的に増やしたり、新しい血管を作ったりする非常に強力な作用を持つ物質です。

このパワフルな薬剤を、安易に美容目的で皮膚に注入すると、その作用を適切に制御できず、細胞が必要以上に増えすぎてしまうことがあります。この「過剰な組織増殖」こそが、施術後に硬いしこりや不自然な膨らみとなって現れるトラブルの正体なのです

bFGF添加PRPは、その安全性や効果に関する医学的な証拠が十分でなく、日本美容外科学会も「行わないことを弱く推奨する」との見解を示しています

「再生医療」という言葉の響きだけで判断せず、その中身が本当にご自身の血液だけを使った純粋なPRP療法なのか、それともbFGFを添加した別物なのかを冷静に見極めることが、後悔しないための第一歩です。

bFGFは本当に悪者?歯科領域で活用されるbFGFの真実

美容医療での副作用ばかりが注目されるbFGFですが、この物質自体が悪なのではありません。

問題の本質は、その強力な作用を理解せず、不適切な「使い方」をしてしまう点にあります。

実際、歯科領域をはじめとする再生医療の分野では、組織を修復・再生させる力を持つ重要な物質として、厳密な管理のもとで研究が進められています。

歯の再生治療研究で使われるbFGFの役割

歯の再生治療研究において、bFGFは失われた組織を再生させるための「鍵」となる物質として、その活用が期待されています。

bFGFは細胞の増殖や分化をコントロールする強力な成長因子であり、厳密な管理下で使えば、体の修復メカニズムを助ける働きがあります。

具体的には、歯科領域において以下のような役割が報告されています。

  • 歯周組織の再生を促す 歯周病によって破壊された歯を支える骨(歯槽骨)や、歯と骨をつなぐクッションの役割を持つ歯根膜といった組織の再生を促す効果が期待されています

  • 歯の硬い組織(象牙質)の形成を助ける 歯の神経(歯髄)にある幹細胞に働きかけ、歯の本体である硬い組織「象牙質」を作るのを助ける働きがあることがわかっています

  • 組織の修復をサポートする 傷ついた組織に栄養や酸素を届けるため、新しい血管を作る「血管新生」という働きを促します。これにより、組織の修復がスムーズに進むと考えられています

このように、bFGFは体の再生能力を引き出す可能性を秘めた物質として、安全な応用を目指した研究が続けられているのです。

美容医療における「使い方」と「注入量」が問題の本質

美容医療でしこりなどの問題が起こる原因は、bFGFの「使い方」、特に体の自然な治癒メカニズムを無視した「濃度」と「注入量」にあります。

再生医療の研究現場では、bFGFはナノグラム(10億分の1グラム)という、ごくごく微量な単位で細胞への影響を慎重に評価しながら使用されます。

ところが一部の美容クリニックでは、研究レベルとは比較にならないほどの高濃度なbFGFが、シワやくぼみが気になる狭い範囲に直接注入されている実態があります。

その結果、体の中で何が起こるのでしょうか。

  • 細胞増殖の暴走 過剰なbFGFは、いわば「壊れたアクセル」のように細胞増殖のスイッチを押しっぱなしにします。その結果、細胞が異常に増えすぎてしまい、コントロール不能な硬いしこりや不自然な膨らみとなって現れることがあります。

  • 繊細な生体バランスの崩壊 bFGFは、投与する量や期間によって細胞への影響が劇的に変わる、非常に繊細な物質であることが研究で示されています。美容目的で安易に高濃度で注入する行為は、この体内の絶妙なバランスを根本から壊してしまうリスクをはらんでいます。

つまり、bFGFの危険性は物質そのものではなく、その強力すぎる作用を無視した不適切な濃度と注入量という「使い方」にこそ、問題の本質があるのです。

「湘南美容がやめたから危険」という情報の正しい解釈

「大手クリニックがやめたから危険」という事実は、bFGF添加PRPのリスクを判断する上で重要なサインですが、その背景にある医学的な理由まで理解することがより大切です。

大手クリニックが特定の施術を取りやめるという決断は、その治療法の安全性や効果に対する業界全体の評価が、否定的な方向に大きく傾いていることを示唆しています。

なぜなら、そこには膨大な数の治療データから見えてきた、「無視できない副作用の報告」という事実が隠されている可能性があるからです。

「やめた」という事実だけで終わらせず、その裏側にある理由を冷静に見極める視点が、後悔しない選択につながります。

大手クリニックの動向が美容医療業界に与える影響

大手クリニックがbFGF添加PRPのような施術を中止することは、その治療の安全性に対する業界全体の評価に大きな影響を与えます。

なぜなら、症例数が圧倒的に多い大手クリニックには、副作用や予期せぬ結果に関する膨大なデータが集まりやすいからです。

その大手があえて治療を中止するという判断は、しこりや不自然な膨らみといったトラブルが、もはや「まれなケース」とは言えない頻度で発生している現実を示していると考えられます。

実際に、日本美容外科学会(JSAS)も、bFGFなどを添加したPRP療法について、科学的根拠の不足や有害事象の報告を理由に「行わないことを弱く推奨する」という見解を示しています

大手クリニックの判断は、このような専門学会の見解も踏まえたものであり、業界全体の安全基準を見直す大きなきっかけになります。私たち患者にとっては、クリニックの安全性を測るための一つの重要な「ものさし」になるのです。

自分でリスクを判断するための情報収集術

クリニックの広告や宣伝文句をうのみにせず、客観的な事実に基づいて自分でリスクを判断する力が、ご自身の身を守るための最大の武器となります。

「きれいになる」という言葉の裏に隠されたリスクを見抜くために、以下の3つの視点で情報収集を行いましょう。

情報収集のポイントなぜこれが重要なのか
1. 再生医療等提供計画の届出番号PRP療法は国の法律(再生医療安全性確保法)で定められたルールのもと行う必要があります。bFGFを添加する場合も、厚生労働省への届出は必須です。ウェブサイトに計画番号が明記されているかは、最低限の安全基準を守る姿勢があるかどうかの判断材料になります。
2. リスク説明の「具体性」と「誠実さ」良い点ばかりでなく、起こりうる最悪の事態まで誠実に説明してくれるかが重要です。
・国内ではしこりや硬結が多発し、説明不足を理由とした訴訟事例も発生しています
・海外では、不衛生な管理によるHIV感染や、血管への誤注入による失明といった命に関わる事故も報告されています
こうした重いリスクから目を背けずに説明するクリニックを選びましょう。
3. 中立的な「学会の見解」クリニックの情報だけでなく、日本美容外科学会(JSAS)や日本形成外科学会といった、営利目的ではない公的な学会の見解を調べることが大切です。専門家集団がその治療法をどう評価しているかを知ることは、客観的な判断を下すための強力な助けとなります。

bFGFで出来たしこり、放置するとどうなる?

bFGF(線維芽細胞増殖因子)の注入によって生じたしこりを放置した場合、時間経過とともに状態が悪化するリスクがあります。このしこりは、bFGFの強力な細胞増殖作用によって組織そのものが異常に増えてしまった状態であり、一時的な炎症による「腫れ」とは根本的に異なります。

自然に消える可能性は低い

bFGFによってできたしこりが、自然に消える可能性は極めて低いと考えられています。

ヒアルロン酸注入であれば、製剤が時間とともに体内で分解・吸収されていきます。しかし、bFGFの場合は異なり、注入された薬剤がなくなるのではなく、bFGFの刺激によって「あなた自身の細胞」が異常に増殖してしまうのです。

具体的には、コラーゲン線維などを作る「線維芽細胞」が過剰に増殖し、硬い組織を形成します。一度増えすぎた自己組織は、体の正常な代謝では分解されにくく、半永久的にしこりとして残ってしまう可能性があります。

実際に、bFGFを添加したPRP療法による顔面のしこりや硬結は、国内でも主要な副作用として数多く報告されています

もともとbFGFは、声帯の筋肉や神経の再生医療にも応用が研究されるほど、組織を再生させる力が強力な物質です。このパワフルな作用が美容目的で不適切に用いられた場合、コントロールを失い「消えないしこり」という深刻な結果を招くことがあります。

時間経過による石灰化やさらなる硬結のリスク

しこりを放置すると、時間とともに状態が悪化し、治療がより困難になるおそれがあります。

bFGFには、新しい血管を作り出す「血管新生」という強力な作用があり、この作用がしこりの悪化に深く関わっています。悪化のプロセスは以下のとおりです。

  1. 異常な血管網の形成と線維化 注入されたbFGFの働きで、しこりの内部に異常な毛細血管が張り巡らされます。すると、その血管から栄養が供給され、周囲にコラーゲン線維がさらに増殖し、組織が硬くなる「線維化」が進行します。

  2. 石灰化によるさらなる硬結 線維化が進んだ組織を長期間放置すると、今度はそこにカルシウムが沈着する「石灰化」が起こることがあります。石灰化が起こると、しこりは骨のように硬い塊となり、見た目や感触がさらに悪化するだけでなく、修正治療も非常に難しくなります。

bFGF添加によるしこりや硬結は、国内のトラブル事例調査でも繰り返し指摘されており、放置することのリスクは軽視できません

施術を受けて後悔しているあなたへ-形成外科専門医からのメッセージ

bFGF添加PRPによる予期せぬ副作用によって、鏡を見るたびに辛い思いをされていることでしょう。「元には戻らないかもしれない」という深い後悔と将来への不安を感じているあなたへ、形成外科専門医として今、伝えたいことがあります。

まずは自分を責めずに専門家へ相談してください

副作用が生じたのは、決してあなただけの責任ではありません。

bFGF添加PRPによるしこりや過剰な膨らみといったトラブルは、個人の体質だけでなく、薬剤の濃度、注入量、注入する深さなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こります。

実際に、施術に関するトラブルの多くは、施術者の技術不足や安全教育の欠如、さらにはリスクに関する説明が不十分なまま施術が行われたことなどが原因となる複合的な問題であることが指摘されています

「もっと慎重に判断すればよかった」とご自身を責める前に、まずは客観的に現状を把握し、これからどうすべきかを専門家と一緒に考えることが重要です。一人で抱え込まず、あなたの辛い気持ちと体の状態を打ち明けてください。

修正治療は「元に戻す」だけでなく「より自然な状態」を目指す治療です

修正治療の目的は、単にしこりをなくして「元に戻す」ことだけではありません。異常に増えてしまった組織を取り除きつつ、顔全体のバランスを整え、機能的にも見た目にも「より自然で美しい状態」を再構築することを目指します。

修正治療には、主に以下のような選択肢があります。

治療法概要と注意点
ステロイド(ケナコルト)注射・硬くなったしこりを和らげる効果が期待できる
・効果には個人差があり、逆に組織が凹んでしまうリスクも伴う
外科的切除・物理的にしこりを取り除くための手術
・周囲の正常な組織を傷つけないよう、ミリ単位での精密な技術が求められる

これらの治療は、異常増殖した組織の状態を正確に見極め、周囲の組織とのバランスを考慮しながら進める必要があるため、形成外科の専門的な知識と経験が不可欠です。

その不安を解消するために、今できることがあります

「この先どうなってしまうのだろう」という漠然とした不安を解消するためには、まずご自身の体の状態を正確に把握することが解決への第一歩です。不安な気持ちを抱えたまま時間を過ごすのではなく、今できる具体的な行動を起こしてみましょう。

  1. 現状を正確に把握する まずは専門医による診察を受けましょう。エコー(超音波)検査やMRI検査といった画像診断を用いることで、しこりの大きさ、深さ、硬さ、周囲の血管との関係などを客観的に評価できます。現状が正確にわかるだけでも、心の負担は軽くなるはずです。

  2. 治療の選択肢を知る 検査結果に基づいて、あなたの状態に合った治療法にはどのような選択肢があるのか、それぞれのメリット・デメリットを含めて専門医から詳しい説明を受けましょう。

  3. 信頼できる専門家を探す PRPや注入治療による副作用の修正経験が豊富な、形成外科専門医のいるクリニックに相談することが重要です。どの治療法を選ぶべきか、最善の道筋を一緒に探してくれます。

失敗しないためのカウンセリング術-医師に必ず聞くべき5つの質問

PRP療法で後悔しないためには、カウンセリングで医師に的確な質問を投げかけ、ご自身で施術のリスクと安全性を判断する力が不可欠です。

ウェブサイトの情報だけではわからない、クリニックの安全性や医師の技術力を測るための「試金石」となる5つの質問をご紹介します。これらの質問に、誠実かつ明確に答えられる医師かどうかを冷静に見極めましょう。

質問1:bFGFを添加しない根拠は何ですか?

この質問は、クリニックが安全性を最優先しているかを確認するために極めて重要です。

bFGFを添加しない最大の理由は、ご自身の血液だけで十分な効果が期待でき、bFGFの人為的な添加による「消えないしこり」のリスクを避けるためです。

そもそもPRP(多血小板血漿)には、皮膚の修復を促すEGF(上皮成長因子)やbFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)といった、さまざまな成長因子が自然なバランスで豊富に含まれています

ここに、非常に強力な細胞増殖作用を持つbFGF製剤を高濃度で添加すると、組織がコントロールを失って異常に増殖し、硬いしこりの原因となることが国内で多数報告されています

このリスクを重く見て、日本美容外科学会もPRP療法にbFGFを添加しないよう弱く推奨しているため、bFGF無添加が現在の標準的な考え方といえます。

質問2:貴院のPRP作成方法とプロトコルを教えてください

PRPの作成方法(プロトコル)は、クリニックの品質管理体制と安全意識を判断する重要な手がかりです。PRPの品質は血液の処理方法で大きく変わるため、カウンセリングでは以下の点を確認しましょう。

  • 遠心分離の方法 血液をどれくらいの速さで、何回遠心分離にかけるかによって、血小板の濃縮率が変動します。

  • 血小板の濃縮率 通常の血液と比べて何倍に濃縮しているかを確認します。濃度は高ければ良いという単純なものではなく、目的に合わせた適切な濃度管理が重要です。

  • 徹底した衛生管理 血液を扱うため、不衛生な環境は感染症の温床となり極めて危険です。海外では、不衛生なPRP施術によるHIVの集団感染事例も報告されています。採血から注入までの全工程が、無菌操作のできるクリーンな環境で厳密に管理されているかは、ご自身の安全を守る上で絶対に確認すべき項目です。

これらの質問に具体的に答えられない場合は、品質や安全管理への意識が低い可能性があります。

質問3:万が一、しこりができた場合の保証や修正治療は?

万が一しこりができた場合に、クリニックがどのような保証制度を設け、具体的な修正治療に責任をもって対応してくれるのかを事前に確認しておくことは、安心して施術を受けるための絶対条件です。

どんな医療行為にも「100%安全」はありません。だからこそ、副作用が起きた際の対応体制が整っているかは、信頼できるクリニックを見極める上で非常に重要な指標となります。

  • 保証の有無と内容 無料での再診察や修正治療が含まれているか、保証期間はどのくらいかを確認します。

  • 具体的な修正治療法 しこりに対し、ステロイド注射や外科的な切除など、どのような治療の選択肢を持っているかを聞きましょう。

  • 他院修正の実績 他院で起きたbFGFによるしこりの修正治療実績があるかは、医師の技術力と経験を測る一つの客観的な指標になります。

国内では、リスク説明が不十分なまま施術が行われ、訴訟に発展した事例も報告されています。リスクとその後の対応について、明確な説明を求めましょう。

質問4:先生ご自身のPRP施術の経験年数と症例数は?

担当医師自身のPRP療法に関する経験年数とこれまでの症例数は、施術結果の質と安全性を左右する技術力を見極めるための、最も直接的な質問です。

PRP療法は、ただ注射するだけの単純な施術ではありません。 皮膚のどの層に、どれくらいの量を、どの角度で注入するか。このわずかな違いが結果を大きく左右するため、顔の構造(解剖)への深い理解に基づいた精密な技術が求められます。

経験豊富な医師は、多くの症例を通じて、患者さん一人ひとりの肌の状態や悩みに合わせた最適な注入方法を熟知しています。

少し聞きにくいと感じるかもしれませんが、ご自身の体を任せる大切な決断です。臆することなく質問し、医師がその質問に快く、そして自信をもって答えてくれるかどうかも、信頼関係を築く上での判断材料にしてください。

質問5:再生医療等提供計画の届出番号を教えてください

「再生医療等提供計画の届出番号」は、そのクリニックが国の定めたルールに従い、安全性を確保した上でPRP療法を提供しているかを客観的に確認できる、最も確実な方法です。

PRP療法は「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づき、厚生労働省への届出が義務付けられています。

この届出には、

  • 治療の具体的な内容
  • 細胞の加工方法
  • 安全性に関する情報

などを記載した「提供計画」の提出が必須であり、届出が受理されているクリニックは、国が定めた安全基準をクリアしていることを意味します。

カウンセリングで届出番号を尋ね、厚生労働省のウェブサイトで公開されている「再生医療等提供機関一覧」と照合しましょう。万が一、未届出で施術を行っている場合、それは法律違反であり、安全管理体制に重大な問題があるといえます。

まとめ

PRP療法では、bFGFを添加する方法に深刻なしこりのリスクがあるため、ご自身の血液のみを使う治療法を選ぶことが重要です。

bFGFは使い方を誤ると過剰な組織増殖を招き、自然に消えにくいしこりの原因になる可能性があります。 クリニックを選ぶ際は、ウェブサイトで成長因子の「添加」の有無や国の届出番号を確認することが、リスクを避ける第一歩といえます。

後悔しない選択のために、カウンセリングで医師にリスクや副作用への対応を直接確認しましょう。 すでにお悩みの方は一人で抱え込まず、修正治療の経験が豊富な形成外科専門医へご相談ください。

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