名古屋市「新瑞橋」美容外科・美容皮膚科・形成外科・一般皮膚科

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バーティカルリフトとは? 糸で頬を引き上げる「中顔面リフト」の考え方

ほうれい線が目立つ、頬の高い位置にあったふくらみが下がったように感じる。こうした中顔面の変化に対して、頬の組織を上方向へ移動させることを目指すのが、糸を用いたバーティカルリフトです。

ただし、同じ名前でも糸の通し方や支え方は施設によって異なります。ここでは、I字型・S字型という呼び方と、短い糸を使う方法を、文献と公開されている術式説明をもとに整理します。

バーティカルリフトは「糸を用いたmidface lift」

midface lift(ミッドフェイスリフト・中顔面リフト)とは、加齢によって下垂した頬の脂肪や軟部組織を上方へ引き上げ、若々しい中顔面の形態を取り戻すことを目的とした治療です。

中顔面とは、目の下から頬、ほうれい線にかけての領域を指します。

加齢によって頬の脂肪(ナゾラビアルファットなど)が下垂すると、頬の高い位置にあったボリュームが失われ、ほうれい線が深くなったり、頬のたるみが目立ったりするようになります。

midface liftでは、こうした下垂した頬の組織を、元の位置に近づけるように上方へ持ち上げることで、中顔面のたるみやほうれい線の改善を目指します。

従来、midface liftは、切開を加えて頬の組織を剥離し、引き上げて固定する外科手術として行われてきました。

このmidface liftの考え方を、切開手術ではなく医療用の糸を用いて実現しようとする治療が、バーティカルリフトです。

一般的な糸リフトでは、頬やフェイスラインを斜め上方向に引き上げることが多いのに対し、バーティカルリフトでは、中顔面の組織を垂直方向、あるいは垂直に近い方向へ持ち上げることを重視します。

特に、ほうれい線の上に位置する頬の脂肪組織を上方へ移動させることで、頬の下垂やほうれい線の改善を目指す点が特徴です。

ただし、バーティカルリフトは統一された術式名ではなく、糸の挿入方法や固定方法は医療機関によって異なります。また、糸による引き上げと、組織を剥離・固定する外科的midface liftでは、組織の移動量や効果の持続性が異なります。

I字型・S字型・短い糸の方法は、どう違う?

ここでいうI字型・S字型は、糸の走行を理解するための呼び方です。今回確認した資料では、この2つを標準的な分類として比較し、優劣を検証した研究は確認できませんでした。

呼び方・方法主な考え方確認できた資料の位置づけ
I字型と呼ばれる直線的な方法上方の支持部から頬へ、比較的直線的な経路で糸を配置する2020年のmini-midface lift論文は関連する臨床報告。ただし原著の術式名は「I字型バーティカルリフト」ではない
S字型と呼ばれる曲線的な方法頬の形や支持部を意識して、曲線的に糸を通す一部のクリニックのHP上で術式説明がなされている。
短い糸を使う垂直リフト頬の限られた範囲へ糸を配置し、上方への移動を目指す2017年に約6cmのPDO糸を使う報告がある。ただしこの論文の挿入方向は上から下
下から上へ糸を進める方法頬の下方から上方へ糸を配置する下から上へ配置する設計の報告もあるが、短い糸の術式すべてを同一視することはできない

I字型:2020年論文で報告されたmini-midface lift

MyungとJungの論文では、外側眼窩縁付近からPDO製のコグ糸を頬へ配置し、上方の支持を利用して中顔面を引き上げています。コグとは、組織に引っかかる突起のことです。[1]

この論文は、いわゆるI字型を理解するうえで参考になります。ただし「I字型の最初の論文」と断定する根拠は確認できません。実際、同論文は2017年のVertical Lifting論文を引用しています。[1,2]

S字型:頬の立体感を意識した糸の走行

一部の美容クリニックでは、ほうれい線の上に位置するナゾラビアルファット(nasolabial fat)を垂直方向に引き上げ、頬骨付近で糸の方向を変え、S字状の走行でこめかみ付近へ引き上げる方法が紹介されています。

この方法は、下垂した頬の脂肪組織を上方へ移動させ、中顔面の立体感を改善することを目的としています。

ただし、このS字型の糸の挿入方法については、現時点で有効性や安全性を検証した査読付き医学論文を確認できておらず、臨床的なエビデンスは確立されていません。

具体的には、術後の改善度、効果の持続期間、合併症の発生率、従来の糸リフトとの比較などについて、客観的な臨床成績が十分に示されていない状況です。

そのため、S字型の糸の走行が従来の糸リフトより優れているのか、あるいは外科的なmidface liftに近い効果が得られるのかについては、現段階では判断できません。

S字型バーティカルリフトは、解剖学的な考え方に基づいて提案されている手技ではありますが、その理論的な妥当性と、実際の臨床効果が科学的に証明されていることは区別して考える必要があります。

短い糸を用いたバーティカルリフト:さまざまな挿入方法が報告されている

短い糸を用いて頬の組織を垂直方向に引き上げる方法についても、医学論文でいくつかの術式が報告されています。

例えば、2017年のKangらの研究では、約6cmの突起付きPDO糸を上から下へ挿入し、糸によって頬の組織を上方へ引き上げる方法が紹介されています。39人を対象とした後ろ向き研究で、術後6か月時点での改善が報告されています。[2]

一方、2026年には、下から上へ糸を挿入し、上方の比較的動きにくい組織を支持点として頬を引き上げる方法も報告されています。[4]

このように、バーティカルリフトには、上から下へ糸を挿入して組織を引き上げる方法や、下から上へ糸を挿入して上方で支持を得る方法など、さまざまな術式が存在します。

ただし、これらの術式は糸の挿入方法や固定方法が異なり、臨床成績についても十分な比較研究が行われているわけではありません。どの方法が最も効果的で、長期的な持続性に優れているのかについては、今後の検証が必要です。

効果はどのくらい続く?

2020年の64人の研究では、患者満足度の平均は5点満点で、術後1か月4.7点、6か月4.1点、1年2.8点でした。時間とともに評価が低下しており、著者らも外科的リフトより効果と持続性が限られると述べています。[1]

この結果は、すべての糸や挿入方法にそのまま当てはまりません。吸収されるまでの期間と、見た目の引き上げ効果が続く期間も同じではありません。「必ず1年以上持続する」といった一律の説明は避けるべきです。

2017年の研究も比較対照のない39人の後ろ向き研究です。[2] いずれも参考になる臨床報告ですが、術式間の優劣や長期的な効果を確定するには限界があります。

バーティカルリフトはどんな人に向いている?通常の糸リフトとの違い

バーティカルリフトは、特に頬の中央部分が下がってきた方や、頬のたるみによってほうれい線が目立つようになった方に向いていると考えられる糸リフトです。

一般的な糸リフトでは、頬やフェイスラインのたるみを斜め上方向に引き上げることが多く、特に口元のもたつきやフェイスラインの改善を目的として行われます。

一方、バーティカルリフトでは、下がってきた頬の脂肪組織を垂直方向、あるいは垂直に近い方向へ持ち上げることを重視します。

つまり、フェイスラインのたるみを改善したいのか、それとも頬の位置を高くして中顔面の若々しさを取り戻したいのかによって、適した糸の挿入方法が変わってきます。

通常の糸リフトとバーティカルリフトの適応の違い

悩み・症状通常の糸リフトバーティカルリフト
フェイスラインのもたつき◎ 主な適応△ 主目的ではない
マリオネットライン・口横のたるみ◎ 適している△ 効果は限定的
頬の中央部分の下垂○ 対応可能◎ 特に重視する部位
頬の位置が低くなった○ 対応可能◎ 主な治療目的
頬の下垂によるほうれい線○ 改善が期待できる◎ 特に重視する悩み
頬の脂肪が減ってこけている△ ボリューム補充が必要な場合がある△ ボリューム補充が必要な場合がある
皮膚の余りが大きい・たるみが強い△ 外科的治療を検討△ 外科的治療を検討

※◎・○・△は治療設計上の一般的な目安であり、両術式の優劣を臨床試験で比較した評価ではありません。

バーティカルリフトが向いている人

  • 頬の中央部分が以前より下がってきた
  • 頬の高い位置にあった丸みが下方へ移動したように感じる
  • 頬のたるみに伴って、ほうれい線が深くなってきた
  • フェイスラインよりも中顔面のたるみを改善したい
  • 切開手術ではなく、糸による比較的小さな変化を希望している

バーティカルリフトだけでは改善が難しい人

一方、頬の脂肪が大きく減少している場合には、組織を引き上げるだけでは十分な改善が得られないことがあります。このような場合は、ヒアルロン酸注入や脂肪注入など、ボリュームを補う治療が適していることもあります。

また、皮膚の余りが大きい場合や、中顔面の下垂が強い場合には、糸による引き上げだけでは効果が限定的となり、外科的なフェイスリフトやmidface liftを検討することもあります。

バーティカルリフトは、すべてのほうれい線や頬のたるみに適した万能な治療ではありません。重要なのは、頬の組織が下がっているのか、脂肪が減っているのか、皮膚が余っているのかを見極め、それぞれの原因に合った治療を選ぶことです。

文献上、糸によるmini-midface liftは、主に軽い中顔面の下垂を対象として検討されています。皮膚の余りが大きい場合や、頬の脂肪が大きく減っている場合には、糸だけでは十分な改善が得られないことがあります。[1]

「頬が下がっている」のか、「頬のボリュームが不足している」のかで、治療の考え方は変わります。名称で施術を選ぶよりも、どの組織をどこへ移動させたいのか、糸で対応できる範囲はどこまでかを診察で確認することが大切です。

バーティカルリフトのダウンタイム・副作用・合併症

バーティカルリフトは切開を伴わない糸リフトですが、施術後には腫れや内出血、痛み、引きつれ、皮膚の凹凸などが生じることがあります。

特に、頬の脂肪組織を垂直方向に引き上げるため、施術直後は頬が不自然に盛り上がったり、笑ったときにつっぱり感が出たりする場合があります。

多くの症状は時間とともに軽快しますが、なかには処置が必要になるものもあります。

バーティカルリフトのダウンタイムはどのくらい?

症状一般的な経過の目安
腫れ・むくみ施術後2〜3日程度が目立ちやすく、約1〜2週間で落ち着くことが多い
内出血1〜2週間程度で徐々に吸収されることが多い
痛み・圧痛数日〜1週間程度で軽快することが多い
つっぱり感・引きつれ1〜4週間程度で徐々になじむことがある
皮膚のくぼみ・凹凸軽度であれば数日〜数週間で改善することがあるが、持続する場合は処置が必要
口を開けたときの違和感数日〜数週間で軽快することが多い

※これらは一般的な糸リフトの術後経過を参考にした目安です。バーティカルリフトの術式や糸の種類、本数、引き上げの強さによって異なり、S字型挿入法に限定した回復期間が十分に検証されているわけではありません。

① 腫れ・内出血

施術後は、糸を挿入した部分や頬に腫れが生じることがあります。

腫れは施術後数日間に目立ちやすく、その後1〜2週間ほどかけて徐々に落ち着いていくことが一般的です。

また、糸の挿入時に細い血管が傷つくと、内出血が生じる場合があります。内出血は赤紫色から黄色へと変化しながら、通常1〜2週間程度で吸収されます。

対処法

  • 施術当日は激しい運動、飲酒、長時間の入浴などを控える
  • 腫れが気になる場合は、施術部位を圧迫しないよう短時間冷却する
  • 内出血がある場合は、皮膚に負担をかけない範囲でメイクによるカバーを検討する

ただし、急激に腫れが強くなる場合や、強い痛みを伴う場合は、血腫などの可能性があるため早めの診察が必要です。

② 引きつれ・つっぱり感

糸リフトでは、糸の突起が皮下組織を捉えて引き上げるため、施術後に引きつれやつっぱり感が生じることがあります。

特にバーティカルリフトでは、頬の組織を上方へ移動させるため、笑ったときや口を大きく開けたときに違和感が出る場合があります。

軽度の引きつれは、術後の腫れが引き、組織がなじむにつれて数週間で軽快することがあります。

対処法

施術直後は、強いマッサージや大きく口を開ける動作、頬を強く押す行為を避けましょう。

引きつれが強い場合や、時間が経っても改善しない場合には、糸による過度な牽引や組織の引っかかりが原因となっていることがあります。

この場合、医師による診察のうえで、必要に応じて牽引の調整や糸の処置を検討します。

③ 皮膚のくぼみ・凹凸(ディンプル)

糸リフトで比較的特徴的な合併症が、皮膚のくぼみや凹凸です。

糸の突起が皮下組織を強く捉えたり、糸が浅い層に挿入されたりすると、皮膚が局所的に引き込まれ、えくぼのようなくぼみが生じることがあります。

軽度の凹凸は、腫れの軽快や組織のなじみに伴って、数日〜数週間で目立たなくなる場合があります。

一方、深いくぼみや強い引きつれは、自然には改善しないこともあります。

対処法

軽度の場合は、まず経過観察を行うことがあります。

糸の引っかかりが原因であれば、医師が局所的なマッサージや組織の剥離・牽引解除などを検討する場合があります。

ただし、患者さん自身が強くマッサージして凹凸を治そうとすることは避けてください。 糸の位置が変わったり、組織を傷つけたりする可能性があります。

凹凸が強い場合や改善がみられない場合は、糸の調整や抜去が必要になることもあります。

④ 感染・糸の露出

頻度は高くありませんが、糸を挿入した部分に感染が起こることがあります。

赤み、腫れ、熱感、痛みが増してくる場合や、膿が出る場合には感染が疑われます。

また、糸が浅い位置にある場合や、挿入部の創傷治癒が不十分な場合には、糸が皮膚表面から露出することもあります。

こうした場合は、抗菌薬による治療や排膿、糸の抜去などが必要になることがあります。

⑤ まれに起こる重篤な合併症

糸リフトでは、まれに神経損傷や顔面神経の運動障害などが報告されています。[5]

施術後に表情が動かしにくい、口角の動きに明らかな左右差がある、強いしびれが続くなどの症状がみられた場合は、通常のダウンタイムと決めつけず、速やかに医療機関を受診する必要があります。

ダウンタイム中にマッサージしても大丈夫?

糸リフトの施術直後は、原則として自己判断での強いマッサージは避けることをおすすめします。

糸の突起が組織を捉えているため、強く揉んだり圧迫したりすると、糸の位置がずれたり、引き上げ効果に影響したりする可能性があるためです。

一方、皮膚のくぼみや強い引きつれが生じた場合には、医師が糸の引っかかりを解除する目的で局所的な操作を行うことがあります。

通常の術後ケアとしてのマッサージと、合併症に対する医師の処置は別のものです。 凹凸や引きつれが気になる場合は、自己判断で揉まず、施術を担当した医師に相談しましょう。

糸リフトには、腫れ、内出血、痛み、つっぱり感、皮膚のくぼみや凹凸、左右差、糸が透ける・触れる・露出する、感染、感覚の異常などのリスクがあります。顔面神経の運動障害を伴った合併症例も報告されています。[5]

合併症を生じて受診した患者を集めた研究の割合を、施術を受けた人全体の発生率と解釈することはできません。また、ある小規模研究で重大な合併症がなかったとしても、リスクがないことを意味しません。

腫れや内出血がある時期の写真だけでは、長期的な仕上がりを判断できないこともあります。施術前には、想定される回復期間、異常が生じた際の対応、追加治療の可能性について説明を受けましょう。

まとめ|バーティカルリフトは中顔面のたるみに着目した糸リフト

バーティカルリフトは、加齢によって下垂した頬の脂肪や軟部組織を、垂直方向あるいは垂直に近い方向へ引き上げることを目的とした糸リフトです。

一般的な糸リフトがフェイスラインや口元のたるみを斜め上方向に引き上げることが多いのに対し、バーティカルリフトでは、頬の中央部分(中顔面)の下垂を改善し、頬の位置を高くすることを重視しています。

特に、頬の脂肪が下方へ移動したことでほうれい線が目立つようになった方や、頬の高い位置にあった丸みが失われてきた方にとって、検討する価値のある治療方法といえるでしょう。

糸の挿入方法にはI字型やS字型、短い糸を用いる方法などがあり、糸の走行や支持点の取り方によって、組織を引き上げる仕組みが異なります。

一方、バーティカルリフトは統一された術式名ではなく、各挿入方法の優劣や長期的な効果について、十分な臨床データが蓄積されているわけではありません。 特にS字型の挿入方法については、現時点で有効性や安全性を裏付ける医学的エビデンスが十分に確立されていない点に注意が必要です。

また、糸リフトは切開を伴う外科的midface liftとは異なり、組織の移動量や効果の持続性には限界があります。頬のボリューム減少が強い場合や、皮膚の余りが大きい場合には、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、外科的フェイスリフトなど、別の治療が適していることもあります。

さらに、糸リフトには腫れや内出血だけでなく、引きつれ、皮膚の凹凸、感染、糸の露出などの合併症が生じる可能性があります。施術を受ける際には、期待できる効果だけでなく、ダウンタイムや合併症への対応についても十分に理解しておく必要があります。

バーティカルリフトで重要なのは、単に糸を垂直方向に挿入することではなく、どの組織が下垂しているのかを正確に評価し、適切な方向へ、適切な強さで引き上げることです。

美容医療では、新しい施術名や独自の挿入方法が次々と登場します。しかし、新しい名称が付いていることと、従来の治療より優れた効果が科学的に証明されていることは同じではありません。

バーティカルリフトも、解剖学的な考え方としては興味深い治療ですが、その理論的な合理性と、実際の効果・安全性・持続性についての科学的根拠は分けて評価する必要があります。

施術名や宣伝上の特徴だけにとらわれず、頬の状態を正しく診断し、それぞれの治療のメリットと限界を理解したうえで、適切な治療方法を選択することが大切です。

参考文献・資料

  1. Myung Y, Jung C. Mini-midface Lift Using Polydioxanone Cog Threads. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2020;8:e2920. doi:10.1097/GOX.0000000000002920. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7339253/
  2. Kang SH, Byun EJ, Kim HS. Vertical Lifting: A New Optimal Thread Lifting Technique for Asians. Dermatol Surg. 2017;43(10):1263–1270. doi:10.1097/DSS.0000000000001169. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28430736/
  3. EMMO FACE CLINIC. バーティカルリフト・バーティカルリフトプレミアム. https://emmofaceclinic.com/menu/thread-lift-2/vertical-lift/
  4. Modified Midface Repositioning Using PLLA/PCL Barbed Threads: An Anatomically Guided Fixed-Anchorage Technical Report with Illustrative Cases. Cosmetics. 2026;13(2):65. https://www.mdpi.com/2079-9284/13/2/65
  5. Facial Thread Lifting Complications in China: Analysis and Treatment. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2021;9(9):e3820. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34549008/
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